11月7日 晴
今日は天気予報で雨が降る確率が100%だったのに朝から雲一つない青空だった。
私は小さい頃から「晴れ」が嫌いだった。
私の中の暗くて黒い感情が剥き出しになってしまうような気がしたから。
誰にも見られたくない黒い感情を。
友達からはよく「表裏なさそうだよね。性格いいよね。」なんて言われるけどそんなことない。
人のことを“性格がいい”と言っている自分の性格がいい。なんて内心思ってるんだろう。などと考えてしまう。
…こんな性格だから誰にも愛されないんだろうな。
捻くれ者で人を素直に愛することも、
“好き”になることもできない私なのだから。
ピンポーン
午前8時ちょうどに家の呼び鈴がなる
いつもと変わらない日常。
いつもと何ら変わりのない母
でも、もう私には母が悪魔にしか見えなかった
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やっと最終話まで書き終わりました…!!!
私にとっては結構長かった、、、。
どうか、どうか最後までこの作品を見届けてくださいね🤝
9日まで毎日投稿します…!そして今日はもう1話投稿します。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。