特級はなんだか驚いたような目つきで
私のことをじっと見る.
それもそのはず。
この ”転燵呪法 ” は
限られた術師にしか使えないからね.
私が接近戦に持ち込もうとした瞬間、
特級が呪力を練ってこちらへ飛ばしてきた。
__ が、
私は特級に背後から近づき、
指に触れることに成功した.
しかし、
こいつ、スピードも速い、
悠仁くんが吹っ飛ばされてしまった.
早く行かないと、、
でもさっきの攻撃で肋折れたかもー、
特級が呪力を練って
とんでもない大きさの塊を悠仁くんに
飛ばそうとしていた.
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!