side : 長尾
なんか1日彼女とか勝手に言い始めて
あなたに1日彼女してもらってる長尾です 。
うん 、1日とはいえ好きな子と恋人繋ぎしたり
ユニバに来れるっていうのは幸せやな 。
ずーっと今日が続けばいいのにな 。
そんなことを考えながら俺とあなたの
" 大好きな場所 " へと走っていく 。
小野田「 着いた!! 」
『 あ 、俺あのゲーム好きやわ 』
小野田「 うち前あれでさ 、ぬいぐるみ
当たったことあるねん 」
『 それは俺もや 』
小野田「 ハチャメチャライド!乗ろ! 」
『 てかみんな遅くない? 』
西畑「 あのさ 、お前らさ 、めっちゃ 、 」
高瀬「 早すぎや 、はぁ 、はぁ 、 」
小野田「 ハチャメチャライド乗らへん? 」
大西「 ええなあ 、乗ろうや! 」
道枝「 その前になんか食べたいんやけど 」
大橋「 俺お腹空きすぎて動けへんわ 〜(笑) 」
藤原「 ポップコーンでよくない? 」
『 ミニオンのバケットにしましょ! 』
小野田「 あれでしょ 、キングボブ!! 」
『 行こ 〜! 』
小野田「 じゃあ乗ろうや! 」
『 楽しみやな 〜! 』
小野田「 来たら毎回乗るもん 」
『 それな 』
小野田「 楽しかったね 〜! 」
『 そやね!次どこ行く 〜? 』
西畑「 ジュラシックパークは? 」
『 ええやん! 』
大西「 その後ハリーポッターね? 」
道枝「 そのあとスヌーピー! 」
小野田「 みっちーの趣味可愛すぎる件について 」
どこに行く時もずっとあなたは
俺の隣でいてくれて 、手はちゃんと恋人繋ぎで
時々顔見合わせてきてニコッてしてくる 。
こんな天使を今日だけ俺が独り占めしていいのか …
まあ 、結局はするんやけどさ 。
今度はおやつを買うらしくて 、
俺とあなた以外の7人が買いに行って
2人きりになった時 。
暫く謎の空気が流れ沈黙が続いた後 、
先に口を開いたのは俺 、のはずだった 。
「『 あのさ 、 』」
小野田「 あ 、先にええよ? 」
『 なんか 、今日1日彼女してくれてるやんか 、 』
小野田「 うん 、 」
『 なんか俺幸せやなあ 、って(笑) 』
小野田「 うちも楽しいで?(笑) 」
『 なああなた? 』
小野田「 ん? 」
『 ( 顔近づけて )こういうのって 、
ドキドキする? 』
小野田「 っ 、する 、 」
『 もっと近づいてもいーい? 』
小野田「 いい 、よ 、? 」
『 ほんまに 、? 』
雰囲気に任せてあなたとキスしようと
したのに 、それを承諾してくれたあなた 。
なんて可愛いんだ 。
そのままあなたの唇に俺の唇を
重ねようとした時 。
西畑「 は 、なにしてんの 、!? 」
道枝「 え 、は 、ちょ 、!? 」
『 あー 、タイミング考えてや 、 』
小野田「 なあほんまタイミングって知ってる? 」
西畑「 今の雰囲気にあなたも乗り気だったってこと? 」
小野田「 まあ 、、ね 、? 」
『 なあ 、あなた? 』
小野田「 ん? 」
『 こっち来て? 』
その後 、ちゃんとあなたの唇に 、
じゃなくてほっぺに!!
優しくキスした 。
さすがに唇はあかんかなあ 、って 。
ほんまやったら唇狙ってたのに 。
いつかあなたと付き合えた日は唇に 。
なんてこと思いながら 、
残りのアトラクション楽しんで 。
これもひとつのアオハルだなあ 、って 。
あなた 、1日彼女してくれてありがとう 。(笑)
.
なんか最後めっちゃ雑でごめんなさい !!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!