your side
ガチャ
バタン
田中「ああ〜!やっと帰宅!」
『うるさ笑』
ギュ
『うわっ』
樹「ふふっ笑 かーわい」
『もーなに、』
樹「家ならイチャイチャしていいでしょ?」
『いいけど、』
スッ
ドンッ((壁ドン
樹「キスしてい?」
『顔近い』
樹「だーかーら、」
『別にいいけd、んっ…
樹はいつもこう。
人が話してる途中にキスをしてくる。
それを分かってて私も話す。
樹「好きだよ」
『知ってる』
樹「ねーえー、」
『なに』
樹「あなたは俺のこと好きじゃないの?」
『…っ、///////』
樹「言わないとずっと壁ドンのままだけど、」
『…好き、だよ、、、』
樹「ふふっ、俺は愛してる」
『ねぇ言ったからどいて』
樹「なーんで今日そんな冷たいの?」
『気のせいだって』
樹「あそ、」
樹はどいてくれた。
スタスタとリビングへ歩いていく。
『…っ、』
ギュッ
樹「うおっ、」
『ごめん、』
樹「別にいいよ、笑」
『…』
私が抱きついた手を緩めると、
樹はこっちを向いて、
私を抱き寄せた。
樹「わざとだから。」
『ずるい、』
樹「あなたちゃん、寂しがり屋だもんね?」
『っ~!!』
樹「俺のこと好きなんでしょ?」
『好きだよ』
樹「じゃあちゅーして」
『えっ』
樹「やだ?」
『いいけど、』
樹「けど?」
かっこよすぎて出来ない、なんて言えない…
…チュッ
『っ///////////』
樹「よく出来ました((ニコッ」
『えっ!樹!?』
ニヤリと微笑んだと思ったら
いつの間にかお姫様抱っこされている私。
『ちょっと!』
そして樹の足はベッドルームへ。
ベッドに下ろされるとそのまま唇を奪われる。
『んなっ』
樹「だーめ、」
抜け出そうとしても両手が頭の上で抑えられている。
樹「今日は寝かせないよ?」
そう言ってまたキスをした。
より深く、大人なkissを、、、
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。