第43話

🔯🥂
4,411
2021/03/03 11:00
your side
















~♪











『…うるさ、』





















((ぎゅっ












『ん、樹、おはよ、』













樹「…」























『樹、?』


















樹「俺、行きたくない、」














『んもー、アイドルなんだから仕事しなさい、笑』















樹「もう今日俺ベッドから出ない」
















『昨日と約束が違うじゃん、、、』
















そう、昨日もずっとこんなだった。












だから言ったの、今日はイチャイチャするから明日はちゃんと仕事に行け、って。













そしたら家の中なのにずーっと手繋いでて、












料理しててもバックハグ。












スマホを見ると















《スマホじゃなくて俺見て?》













って上目遣い。













飲み物を取りに行くのでさえついてきた。












その可愛さと言ったら。((





















…まあ、私も癒されたかったからいいんだけど。














でも約束したんだよ、












イチャイチャするなら仕事に行け、って。


























いや私だって嫉妬してるし離れたくないよ、



仕事いってほしくないよ、あんなの。





カップル化計画とかふざけてません、?






相手方のモデルさん??だっけ、ぶち○したいぐらい















…あっ、笑
















けれど、ここは心を鬼にしなければ。


















『ねぇ樹、樹はアイドルでしょ?SixTONESでしょ?

せっかくテレビ出させてもらえるんだよ?

その番組のために一生懸命準備したスタッフさんも

いるのにさ、その人たちの努力を無視するわけ?』















樹「ご、ごめん…」















『私だってやりたくないような仕事

いっぱいこなしてきたんだよ?

それが私の役割だから。

だから樹も、アイドルとしてすべき事をして。』












樹「わかった、がんばる。」












『…単純か、笑』














樹「だいすき。」














『突然過ぎてついていけない』













樹「行くけど、、、離れたくないよ、」














『私だって嫉妬してるし、離れたくないんだけど?』













樹「えっ」














『だけどアイドルの彼女だからさ、耐えなきゃ笑』















樹「ごめん、」















『いーの、私もちょうど夜勤だし。』














樹「俺がいない間に浮気とかしないでね??」


















『するわけ、笑』




















樹「なんかあったら彪たちに連絡してね?」



















『わかってるって、』
















樹「今日ゆっくりなの?」















『夜勤だから午後から。』















樹「えっ、じゃあまだ寝てれば?」

















『どーせ寂しがるくせに、笑』

















樹「図星」
















『自分で言うの?笑』















樹「んあー、もう準備しなきゃじゃん、、、」















『またマネさんに怒られるよ??』














樹「んー、、、」















『ほら!起きて準備して!寝癖ついてるよ!笑』














樹「あなた直して〜」













『しょーがないなあー笑』



























まあ起きてるのは、

私が樹に会いたかっただけなんだけど。














今日が夜勤で良かったよね、













家で一人とかキツいし、笑









Next >>

プリ小説オーディオドラマ