第5話

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8,004
2021/01/24 11:00
Juri side






『俺らが出会ったのは______







































俺らが出会ったのは、約2年前。







ドラマかなんかの打ち上げに参加している時だった。































_______




『おつかれっした!』


「「おつかれーい!!」」






カチャン(グラスを交わす音)












林「いや〜、ほんと樹くん良かったよ」





『ありがとうございます笑』





林「演技も完璧だったし」





『いやいや笑 まだまだですよ』





林「また一緒に仕事したいぐらいですよ」





『あっ、是非ぜひ笑』


















そんな風に、撮影で仲良くなった男性カメラマンの林さんと話していると、


























○○「あれっ?林さんのお父さん?」





林「あっ!ご無沙汰しております!原先生」

































隣のテーブルのお客さんが話しかけてきた。

























原「こんな所でお会いするとは、笑」



林「ほんとですね笑  いつも息子がお世話になっております〜、、、    どうですか、あの子の調子は」




原「今のところ、順調ですよ」




林「ほんとですか…ありがとうございます」




原「いえいえ、今日はお仕事関係のですか??」




林「あ、はい、実はカメラマンをやっておりまして、ドラマの撮影が全て終わったので、その打ち上げなんです」





原「なるほど、、、あっ、SixTONESの、、、」









『えっ、あ、俺のこと分かります!?』






原「初めまして、娘がSixTONESのことを好きでして、少しですが知っています。田中樹さん、でしたっけ、」





『あっ、そーなんですね、ありがとうございます!

はい!田中樹です!』






林「実は僕の息子が病気で入院していまして、そこの担当の先生なんです」





原「小児外科医をやっております、原、と申します」






『なるほど〜』






林「それで、どうして先生はここに?」






原「今日実は大きな手術がありましてね、それが無事に成功して、その患者さんが回復傾向にある、ということでお疲れ様会なんです」







林「なるほど、お疲れ様です」






原「いえいえ、その手術の主治医はこれから来る女医の子でして、非常にスキルが高いんですよ。だから私はほとんど何もしてないんです笑」







林「そうなんですか、、、

その先生は、ベテランの方なんですか?」







原「いえ、まだ非常に若いですよ、笑

だから私自身もびっくりしています。

あんなに若いのに高度な技術を持っていますから…

ほら、多分もう来ますよ、」
































カツン カツン カツン








ヒールの音で振り返った俺が目にしたのは、































スタイル抜群で顔も美形なお姉さん系の女性だった。


















そう、それこそが立花あなた。
















俺は一目惚れしたんだ。




















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