your side

ラウールくんの退院手続きを終え、

3人を見送ってそのまま私たちも帰ることにした。

目黒「うちのラウールがお世話になりました」

 
『いえ、たった2日ですし…

後遺症も無く回復して良かったです』

ラウール「立花先生のおかげですよ笑」

阿部「ほんとに、ありがとうございました」

『これからも、食べ物には気をつけてくださいね

ちょっとでも処置が遅れれば命に関わりますから』

ラウール「はい！笑」

目黒「じゃあ帰ろうか、マネージャー来てるし」

阿部「待ちくたびれてんな笑」

『じゃあ皆さん、お元気で。

メンバーの方々にも宜しくお伝えください。




ラウールくん、活躍、楽しみにしてますよ』

ラウール「ふふっ笑

樹くんよりも活躍しちゃうかもしれないですね」

樹「いや負けるつもりは無いから笑」

『それはお互い頑張って下さい笑』

色々ありすぎて忘れてたけど、

まずは自分の患者が元気になったことが1番よね、

目黒「じゃあ、ま（●）た（●）」

阿部「ま（●）た（●）ね（●）、立花先生」

樹「"また"を強調しないで？笑」

目黒「いや俺ガチで────────」

樹「────」

3人がワイワイ話してるのを眺めていたら、突然、

ラウール「ｺｿｯ) 立花せんせ、」

『わっ、びっくりした…』

ラウールくんが横から話しかけてきた。

ラウール「昨日の樹くんのやつ、大丈夫でした？」

『あぁ、うん、あの後電話したから笑』

ラウール「そっか、なら良かった~」

『ごめんね、急に泣いたりして』

ラウール「いや大丈夫です笑

てゆーか、話したいのその事なんですけど、」

『ん？』

ラウール「(耳元で)先生が可愛すぎて、


僕、立花先生のこと





















好きになっちゃいました」

『えっ//////！？』

樹「どうかした？」

『あ、いや、なんでもない』

樹「てかラウール距離近い」

ラウール「あぁ、ごめんなさい笑」

目黒「ラウール、行こっか」

ラウール「うん！じゃあ立花先生、




















(ｺｿｯ)また連絡しますね」

『~っ///////』

樹「ラウール近い！離れて！」

ラウール「すみません笑  帰ります笑」

『じゃあ、お気をつけて。』

阿部「お世話になりました」

こうしてやっと、3人は帰っていった。

樹「じゃあ俺らも帰ろっか、

って、なんか顔赤くない？熱ある？」

(おでこコツン)

『いや、大丈夫…/////////』

樹「そう？ならいいけど…

まあ疲れてるだろうし、帰ろ、？」

『うん、』

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