潮田渚side
重い静寂を破るように開かれたドア。
そこから現れたのは黄色の触手を持つ超生物。
日直の人の「礼!」と言うと発砲が始まる。
出席確認が終わると同時に発砲音が止んだ。
そんなことを言っていると、「本当に全部避けてるのかよ!」という言葉を皮切りにブーブーと言う声が聞こえ始める。
何かを考え、生徒の一人に自分に銃を渡すように言った超生物。
超生物が銃を自分の手に発砲したかと思うと、触手はビチビチと音を立てて床を転げ回る。
殺せるといいですねぇ。卒業までに。
ニヤニヤした顔で言う。
こんなことがあっても地球は、学校は何ら変わらない。
そして、始業のベルが今日も鳴る。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。