第4話

三時間目
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2026/05/29 09:00 更新







六時間目
先生
お題に沿って短歌を作ってみましょう。
先生
ラストは「触手なりけり」で締めてください。
書けた人は先生へ、と続ける。

また、できた者から今日は帰ってよし、とも。
茅野
先生しつもーん。






先生
…?
先生
なんですか?茅野さん。
少しの間があった後に答える。
茅野
今更だけどさあ、先生の名前なんて言うの?
茅野
他の先生と区別する時不便だよ。
先生
名前、ですか……。
先生
名乗るような名前はありませんねぇ。
先生
なんならみなさんでつけてください。
先生
今は課題に集中ですよ。
茅野
はーい。
集中、といっても
先生
こら!天乃くん寝ない!
天乃絵斗/ぺいんと
ぐぅ……グゴー……
先生
絶対起きてるでしょ!
天乃絵斗/ぺいんと
グゴー……
こんな会話(会話とは)のせいで進まないのだが。
プシューと擬音がつきそうな行動に、渚はぴくっと反応する。

渚は立つ。
獲物を狙う目だ。
先生
お、もうできましたか。渚君。
昼飯の後、生徒たちが眠くなる頃に先生の顔がうすいピンクになる時がある。

茅野の反応にも少し遅れた。

おそらく、先生が最も油断する時間なのだろう。
茅野
(渚……!)
天乃絵斗/ぺいんと
(ふーん……。)
潮田渚
(この進学校で落ちこぼれたE組ぼくらは思う。)
潮田渚
(どこかで見返さなきゃ。"やれば出来る"と、親や友達や先生達を。)
       "殺れば出来る"と
渚は短歌を書くための紙に忍ばせていたナイフを手に、先生へ振る。
        認めさせなきゃ 
先生
……言ったでしょう。
先生
もっと工夫をしま……!
その言葉を遮るように渚は先生へと抱きつく。

渚の顔はどこまでも穏やかで、勝ちを確信した表情だ。
先生
(BB弾グレネード!!)
渚の胸元には、BB弾グレネードが首から下げられていた。
寺坂
(特製のな!!)


寺坂
(もらった!!)




そして、爆発する。
とりあえず書いてみました……。

いやー、頑張ったね。うん。

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