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第191話

#星朧
2,754
2022/08/25 06:47

~お知らせ〜

あなたちゃんの年齢を慎太郎と同い年設定にします!!

元の年齢いくつだったっけって方ばっかりですよね、、、分かります。私も忘れてました。年齢なんて気にしてる方少ないと思うけど、自分なりに腑に落ちてなかったので変えます!!



それでは本編?!!!!?!??!




























映画の撮影とかなんかでかれこれ2週間北斗は家に帰ってこない




髙地からはいつものブログの催促のメールが来るし





__北斗の手料理食べた過ぎて死ぬ





髙地に怒られるかな、こんなふざけて























夕方




急に玄関の鍵が開く音がして、その次に足音とガサガサとビニール袋の擦れる音




「あなたー?いるー?」




北斗の声




『え?北斗?!なんで!?』




リビングの扉が開き、そこにはスーパーの袋と大きな花束を持った北斗




「会いたかったー」




わたしを見るなり、ふにゃっと笑った北斗は足元に荷物を置いて私を抱きしめる




『なんでこんな早いの、明日じゃないの』




「予定より早く終わったから、早めに帰らせてもらった」




『言ってくれれば良かったのに、準備とかさ、料理作ったりさ』




「俺の手料理が食べたかったんでしょ」




『ブログ見たんだ、、でも今日は疲れてるでしょ、出前でもとろ』




1度腕の中から私を離して、目が合って、また抱きしめられた




「…もう一生離さない」




なんて急に言うのだから、ビックリする




『北斗ってそんなこと言う人だったっけ』




「2週間で人は変わるのね」




『そんな悲しいこと言わないで』




「ほんとにさ、冗談抜きで会いたかっただけ」




北斗の弾む声にテンションの高さが出てる
その声に自分の頬も緩んでるのがわかる























北斗side





「はい、これあげる」




スタッフさんから貰った花束を渡すと大事そうに抱えるあなたに、今度花でも買ってこようかな、なんて変なことを思った




冷蔵庫の中身はほとんど空っぽで、ドレッシングはあなたのお気に入りのものだけ量が減ってて




サラダばっかり食ってたんだろうなとか、コーヒーばっか飲んでたんだろうな、とか




2週間という空白期間は俺には長すぎたけど、あなたはどうだった?




会えない時間が愛を育むだとかいうけど、あれはほとんど嘘で、こうやって一緒にいる方が絶対いいに決まってる




「あなた、やっぱり俺が作るよ」




『えー、だめ、疲れてるでしょ』




「俺の手料理か、出前だったら?」




『…………北斗の手料理』




作業を進めようとする俺の後ろをうろつくあなた




「あなた、うろちょろしない!」




『一応申し訳なさはあるんだよ!』




「座ってなさい!!」




『はい、、』
















髙地「北斗ー、あなたがふざけたブログあげてるから注意して」




「なんだよ、ふざけたブログって」




髙地「あなた死ぬらしい」




「は?!髙地チェック早くね?」




髙地「俺あなたにブログの管理頼まれてっから」


















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