二宮「ちょっと来ちゃいけない人が来ちゃったんですけど、出してもいいですか?」
『えーーー!来ちゃダメなんですか』
菊池「あんたは出禁くらってるから」
『お前のために来てやったんじゃん』
山田「声で分かっちゃうって」
『もう出ていいですか?いいですよね』
二宮「SixTONESの佐藤あなたでーす」
『おねがいしまーす』
中丸「なんの用で来たんですか」
『昨日、二宮くんから連絡あって「明日生配信するけど絶対来ないでね」これはフリだと思って』
菊池「たしかに」
二宮「念を押しただけなんだけどなぁ」
『風磨と普通に連絡して「あなたが要らないものでいいからなんかプレゼントしてよ」って言われたんで来ました』
山田「2人のせいだ」
『ちょっと待ってください』
二宮「なによ」
『嫌なんですか?私が来るの』
二宮「俺は嬉しいよ」
『あんな絶対来るなとか言っといて?!ツンデレもいいとこですよ!』
中丸「こういうとこじゃない?」
山田「あなたいると段取り通りに進まないんだもん」
『段取りなんかないでしょ、このチャンネルに』
菊池「段取り、、あるし」
『だんどりーチキンだ』
菊池「それはちょっとわかんないけど」
『とりあえず!私もプレゼント持ってきたんで贈呈します』
菊池「あ、ありがとうございます」
二宮「あなたも要らないもの縛りできた?」
『もちろんです、風磨にお金なんか出せないです』
菊池「お前炎上するぞ」
山田「生だから、危ないよ」
中丸「めっちゃでかくない?!」
二宮「なにこれ」
菊池「あ!!!俺わかった!めっちゃ嬉しい!!」
『よかった』
二宮「なんですかこれ」
『プロジェクターですね、照明と一緒になってるやつで、天井に取り付けてできる』
菊池「え、お前これくれんの」
山田「あげちゃっていいの、結構高いでしょ、」
中丸「ほんとに要らないもの?」
『もちろん要らないものです』
菊池「えーこれはまじで嬉しい」
二宮「これいくらするの?」
『……10万ぐらい』
山田「たっか、さすが金持ち」
『バレンシアガ着た人に言われたくないですよねー』
山田「これもあなたに貰ったやつよ」
『あれっそうだっけ』
菊池「てかさ北斗怒んない?使ってんじゃないの?」
『プロジェクターの存在すら知らないと思う』
二宮「そんなことある?笑」
中丸「一緒に住んでるんだっけ?」
『半同棲みたいな感じかな』
中丸「急なタメ口」
菊池「……2人って意外と仲良いっすよね」
中丸「番組で一緒になることが多いかな」
『でもね、プライベート一切遊んでくれない』
二宮「ご飯とか行ったの?」
『何回も誘ってるんですけどまだ』
山田「それは、可愛そうですよ」
中丸「盛ってる盛ってる、1回しか誘われてない」
『じゃあ来週行きましょ』
中丸「、、、」
『ひどーい』
二宮「以上、SixTONESの佐藤あなたでしたーー」
菊池「ありがとうございましたー」
『また来まーーーーす』
菊池「この前あなたん家行った時、いいなって言っちゃったなぁ」
二宮「どゆこと?」
菊池「あいつ結構愛用してると思うんですよ、これ」
山田「あなたちゃーーーん」
『はいはい、もう寂しくなっちゃったのね』
菊池「そうじゃなくて、」
『おい』
二宮「これあなた本当にあげていいの?」
『いいですよ』
菊池「使ってるじゃん、めっちゃ」
『使いたくなったら風磨の家行けばいいかなって』
菊池「……お前馬鹿なのか優しいのかわかんねぇよ」
『もう照れちゃってー』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!