「なんで私は慎太郎とジェシーとご飯食べに行ってるのに、北斗は家で1人お粥を食べてへばってるの?!」
北斗「……俺の事煽ってんのか?」
「ちがーう、」
私がここ数日のいつもより掠れた北斗の声に気づいていれば彼がこんなに苦しくなんてならなかったんじゃないかと思うと、いてもたってもいられなくなる
北斗「酒飲んだの?」
「酔っ払いの声に聞こえる?」
北斗「かなり」
「残念!いつも通りなんだな、これが」
会話の隙に聞こえる咳払い
「ねぇ北斗のとこ行っていい?」
北斗「ダメだって」
「ひとりじゃ心細いじゃん?私やっぱり行くよ」
北斗「今あなたに移したらやばいから」
「いいよ、うつっても」
北斗「だーめ」
「何もしてあげられないのなんか悔しい」
北斗「じゃあさ、俺が寝れるまでなんか話してよ」
「なんでもいい?」
北斗「あなたの声けっこう好き」
「じゃあ、今日の北斗のLINEが敬語で気持ち悪いねって樹と話した話でもする?」
北斗「寝かす気ないでしょ、あなた」
すぐに聞こえてきた優しい寝息に愛しさを感じて、
今日はもう少しこのままで。
「早く、、会いたいな」
お久しぶりですm(*_ _)m
久しぶりすぎますよね、
お前誰だよってなってますよね、
ごめんなさい、サボりすぎてました。
前の投稿がジャニーさんの誕生日……
ごめんなさい!!!!!!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。