〜☒☒ビル〜
あなた「……いるね。」
夏油「護衛はいるかい?」
あなた「危なくなったらたのむよ」
五条「どうせすぐみっともなく泣くだろ」
あなた「……君には知能がたりてないのかな?」
五条「あ゛?」
あなた「はぁ…祓うか…」
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あなた「ざっと、稚魚が数匹かな?」
家入「じゃ、がんば」
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〜払い終わったあと〜
五条「稚魚ばっかじゃん」
あなた「そりゃね」
あなた「…いや…まだいる」
夏油「?呪霊はもういないみたいだけd」
あなた「人間がいる…」
家入「助けないといけなくない?」
あなた「呪詛師と来るとめんどくさいな…」
五条「はぁ?呪詛師」
あなた「まぁ…いいや、」
あなた「そろそろ出ておいでよ見ているだけじ
ゃつまらないでしょ?」
………
呪詛師1「ほぉ、なぜわかった?」
あなた「ん?感、と経験」
夏油「ザッ」
あなた「傑、自分がやるよ手はださないでね?」
呪詛師1「かまえろよ」
あなた「必要はないかな」
呪詛師1「ザッドカッ」
あなた「……スッスパッ」
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〜10分後〜
呪詛師1「はぁ…はぁ……はぁ……チッ」
あなた「…足りないな…」
呪詛師1「フッなにがだ」
ー残念…まだ足りない
と胸の中であなたは顔をしかめる。
まだ、こちらの心が震えない…
呪詛師1が、背後にいるのはわかっていた。あなたは素直に前に足を踏み出した。
後ろから打撃。
でも軽い。
上半身の動きだけでその衝撃を受け流す。
ところで自分の術式にはこんなものがある。
「自分の背後を攻撃した場合、視界が左右入れ替わる」
あなたは振り返りながら右手の甲でそこにいる呪詛師1を殴る。
それが呪詛師1には左右反対にみえているはずだ。
だから、当たる。向こうの動きがよければ良いほど当たる。
最小限の動きで攻撃を躱し、反撃に出ようとするはずだから。
勿論攻撃はあたった…
呪詛師1「ッ…クソッ」
あなた「悪いけどここまでかな?じゃぁね」
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あなた「終わったよ」
夏油「すごい…ね」
あなた「そう?ありがとう。そろそろ高専に帰ろっか」
家入「そうだね」
五条「…」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。