第22話

◇ 22 ◇
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2019/03/27 09:54






電車に乗って、
都会の方に出た。










閑静な住宅街とは打って変わって、
とっても賑やか。













「 ここです! 」


『 うわ、おしゃれ 』


「 いいですよね。おきにいりです。 」











瑞稀くんが連れてきてくれたのは、





レディースからメンズまで揃った
洋服屋さん







おしゃれで、
落ち着いた雰囲気がある。












「 新作出たらしくて、、、あ!あつた! 」


『 瑞稀くんおしゃれだね 』


「 そんなことないですよ。

でも、ありがとうございます ニコッ 」













なんだろうな、、








笑顔が輝いてるって、
すごいと思う。










私、笑わないんだよな。

自分が思ってる以上に。














こんなん自虐すぎだわ。


















でもよくみんなに言われる。












あなたちゃんは、
表情柔らかくても笑ってない












って。





















笑ってないっていうか、



笑えないっていうか、、、
















そんなこと考えてたら、









瑞稀くんってすごいな







なんて


思ったりして
















「 これ、あなたさん絶対似合いますよ 」


『 やめてやめて 』


「 試着してみてください! 」


『 えあ、いや、、 』


「 待ってまーす笑 」














瑞稀くんに押し込まれた






私とカジュアルな水色のワンピース













絶対似合わないんだけど、笑












◇.

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