さようなら
と、号令がかかったのは
4:20。
担任の話が長引いて、
遅くなった。
いっそいで
校門に向かう。
でも瑞稀くんらしき姿はなくて
『 もういない、か。 』
いるのは、
横を通っていく1年の女子。
「 あ!あなたさん! 」
『 え、瑞稀くん... 』
目の前を走ってくる、
夏用の制服の瑞稀くん。
「 ごめんなさい!先生に捕まりました。。 」
『 大丈夫。
私も担任の話、長引いてたから。 』
「 よかったーー。
あなたさんもう帰っちゃったと思った。 」
『 私も、瑞稀くんいないなーって思ってた 』
「 ふふっ
あなたさん。行きたいとことかありますか? 」
『 ないよ。瑞稀くんに、おまかせしようかな、 』
「 はい!
俺、あなたさんと行きたいとこあって、、、
行きましょ!! 」
半袖の彼は、
私の手を取って、
彼にとってはゆっくり。
私にとっては丁度良い。
そんなスピードで走り出した。
年下には、
まるで見えない。
へたしたら、
同学年か、
それ以上。
とにかく
今日の瑞稀くんは、
いつもかっこいいのに、
それよりもかっこいい。
◇.
ーーーーー
がんばって更新のペース上げますね、、、。
ごめんなさい🙇♀️
ほかの二作品もあげて欲しいのあったら言ってくださいまし〜
一人ですがなにか?
については
がんばって終わらせる💪
応援よろぴ
◇.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。