第9話

良いとこ取りは許しません。
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2021/03/08 10:13
狗巻 あなた
おらおらおらぁ!
狗巻 あなた
『滝巻砲射』!!
呪霊
ギョーギョーギョォオォォ
狗巻 あなた
まだまだッッ!!滝兎!
滝兎
プウプウッ❣️
狗巻 あなた
『高速滝針』!!!
シュッ





バァァァン
呪霊
ギ……
狗巻 あなた
からのぉお〜
狗巻 あなた
「大滝刀」!!!
「大滝刀」
察して下さい。おっきい滝でできた刀です。はい。
⦅めっちゃ適当⦆
呪霊
ギャァアアアアアァ
よっしゃ!!!!!
狗巻 あなた
ふー………ダメージくらってる?これ







シーーーーン









異様に静かな空気。呪霊はさっきの大滝刀をくらってからピクリとも動かない。
狗巻 あなた
生きてんの…?どっち……?
そっと、本当にそーーっと、呪霊に近づく。




一歩、一歩、また一歩。
進むにつれて足取りは重くなる。




そしてまた一歩_________


その時だった。








呪霊
ギャァアアアアアアアアアアァァアァァァア
狗巻 あなた
えッ………
気づいたら、呪霊に掴まれていた。




私としたことが。一瞬油断した隙にやられてしまった。




あー、終わりだ。これ。








さよならだな、…今日初めて話せた伏黒くん。もうちょっとお話ししたかったなぁ……

悠二も、野薔薇も、2年生の先輩方も、あと、棘も……




………最後に、五条先生も。










…………五条、先生……も……
狗巻 あなた
五条先生?!?!?!
五条 悟
あなた〜!もーちょっとね!もーちょっとそこで呪霊の遊び相手してて〜!
狗巻 あなた
はっ…………?!
何あの人、人が死にそうな時に………




でも心配は要らない。何故なら、この人は絶対に、いとも簡単にこの呪霊を祓えてしまうからだ。
五条 悟
んでさ!あと!その呪霊!!特級!!!!











狗巻 あなた
…………
狗巻 あなた
はぁああああああ?!
五条 悟
登録のし忘れ☆ごめんねあなた☆〜(ゝ。∂)
狗巻 あなた
お前まじで…………💢
あとでフルボッコ……は仮にも命を助けてくれた人には悪いので、野薔薇と好きな洋服選んで全部買わせよう。そうしよう。
五条 悟
んじゃ、さっさと終わらせちゃお☆
伏黒 恵
…早くして下さいよ。
狗巻 あなた
ふ、伏黒!!!!?
伏黒 恵
誰が呼び捨てで良いって言いましたーー?!
狗巻 あなた
え、、、じゃあ、ツンデレ君!!!怪我してんのに来てくれたの?!
五条 悟
ツンデレ君……??なんか二人、いつの間にか仲良くなってるね。
伏黒 恵
誰があんなふわふわした……五条悟第二世みたいな人間と仲が良いなんて、
五条 悟
え?なにそれ褒めてる?それとも貶してる?
伏黒 恵
貶してます。
五条 悟
酷いなぁ…せっかく忙しい中ここに来てあげたのに。
伏黒 恵
そーゆーのはあなたさんに言って下さい。
というか、五条先生たまたまオフだったでしょ。
ふふ、五条先生とっ捕まえるなんてやるじゃん。ツンデレ君。
五条 悟
じゃーやるかーーー
そう言って背伸びをした瞬間を、呪霊は見逃さなかった。



隙があると思われたその瞬間。




呪霊は気づいた。これは"罠"であることに。


それに気づいたのももう遅く、五条悟は自分から呪霊に触れた。そして_______








バリバリバリッ(効果音おかしい)







一瞬で呪霊を祓ってしまった。
狗巻 あなた
ぐれーとごじょーてぃーちゃーーー
伏黒 恵
何ですかそれ
狗巻 あなた
昔一年生だった時に教えられたの。五条先生に助けられた時は言いなさいって。
五条 悟
それ、守ってくれてるのあなただけだよ…というか覚えてたんだ。泣きそうだわ泣かないけど
狗巻 あなた
いちいちうっざい……
五条 悟
ま、さっさと高専帰って治療うけな。
あなた、恵。
狗巻 あなた
はーい
そして3人で、出口に向かう。





五条先生を前にして、後ろに伏黒と私で2列になる。
私は五条先生に気づかれないように伏黒に少し近づいて。
狗巻 あなた
今日はありがとね。伏黒くん。


伏黒にしか聞こえない音量で、耳元に囁いてやった。





そこで頬を赤るあたり、やっぱりこの人はツンデレなんだな、と改めて感じた。





出口を出てすぐに吹き付けた風は、残暑のじめっとした空気をまといつつ、ほんのり秋の香りがした。



















〜作者から〜
👁!!!1400超えありがとうございます!!!
こんな意味のわからない適当な作品に!!ありがとうございます!!!!(2回目)
正直呪術廻戦書くの初めてでよく分かってないですが!これからも頑張ります!!ありがとうございます!!!!(3回目)



それで!多分次のお話からは小説で言う第二章的な感じだと思うのでよろしくお願いします!!!(適当か)




以上作者からでした!!!これからも「伏黒くんは笑ってくれない。」をよろしくお願いします!!!!!!!!

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