シュッ
バァァァン
「大滝刀」
察して下さい。おっきい滝でできた刀です。はい。
⦅めっちゃ適当⦆
よっしゃ!!!!!
シーーーーン
異様に静かな空気。呪霊はさっきの大滝刀をくらってからピクリとも動かない。
そっと、本当にそーーっと、呪霊に近づく。
一歩、一歩、また一歩。
進むにつれて足取りは重くなる。
そしてまた一歩_________
その時だった。
気づいたら、呪霊に掴まれていた。
私としたことが。一瞬油断した隙にやられてしまった。
あー、終わりだ。これ。
さよならだな、…今日初めて話せた伏黒くん。もうちょっとお話ししたかったなぁ……
悠二も、野薔薇も、2年生の先輩方も、あと、棘も……
………最後に、五条先生も。
…………五条、先生……も……
何あの人、人が死にそうな時に………
でも心配は要らない。何故なら、この人は絶対に、いとも簡単にこの呪霊を祓えてしまうからだ。
あとでフルボッコ……は仮にも命を助けてくれた人には悪いので、野薔薇と好きな洋服選んで全部買わせよう。そうしよう。
ふふ、五条先生とっ捕まえるなんてやるじゃん。ツンデレ君。
そう言って背伸びをした瞬間を、呪霊は見逃さなかった。
隙があると思われたその瞬間。
呪霊は気づいた。これは"罠"であることに。
それに気づいたのももう遅く、五条悟は自分から呪霊に触れた。そして_______
バリバリバリッ(効果音おかしい)
一瞬で呪霊を祓ってしまった。
そして3人で、出口に向かう。
五条先生を前にして、後ろに伏黒と私で2列になる。
私は五条先生に気づかれないように伏黒に少し近づいて。
伏黒にしか聞こえない音量で、耳元に囁いてやった。
そこで頬を赤るあたり、やっぱりこの人はツンデレなんだな、と改めて感じた。
出口を出てすぐに吹き付けた風は、残暑のじめっとした空気をまといつつ、ほんのり秋の香りがした。
〜作者から〜
👁!!!1400超えありがとうございます!!!
こんな意味のわからない適当な作品に!!ありがとうございます!!!!(2回目)
正直呪術廻戦書くの初めてでよく分かってないですが!これからも頑張ります!!ありがとうございます!!!!(3回目)
それで!多分次のお話からは小説で言う第二章的な感じだと思うのでよろしくお願いします!!!(適当か)
以上作者からでした!!!これからも「伏黒くんは笑ってくれない。」をよろしくお願いします!!!!!!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。