あなたside
風磨「じゃあ行ってくるわ」
『うん!頑張って!』
風磨「あなた、ん」
『ん 、、、?』
なんか風磨くんが自分のほっぺ指さしてるんだけど
なに…?
風磨「はぁ…あなたのばーか」
『はい?急にn』
チュッ
『ふっ…まく…//』
風磨「キスしろって意味だから覚えとけよ」
バタン
彼はそう言い残して行ってしまった
そんなの分かるわけないじゃん
風磨くんのばか…//
ピンポーン
げっ
健人くん来ちゃった
顔赤いよね
タイミング…
『はーい』
健人「やほ!…ってなんか顔赤くない?」
『きっ…気のせいじゃないっ?!』
健人「ちょっとじっとしてて」
『え?』
なんかめっちゃ顔近づけてくるんですけど
健人くんかっこいいからさ、うん、かっこいいからさすがに照れるよ?←
ピタッ
健人「んー、熱はないね」
『あ、あ、あるわけないじゃん…?//』
健人「え、なに、あなた照れたの?笑」
『…照れた(ボソッ』
健人「なんか嬉しい笑」
あなたね
自分がかっこいいってこと自覚してよ
ってこんなことしてる場合じゃなかった!
早くご飯作らないと会見の時間になっちゃう…
『健人くん、健人くん』
健人「はーい?」
『とりあえずあがって?』
健人「あ、うん、そーだね笑お邪魔します!」
ずっと玄関で話してたの
健人くんにはテレビでも見て待っててもらおう
って思ってたのは私だけだったらしい
『なんかテレビでも見ててー?』
健人「俺も作りた〜い」
『へっ?』
健人「一緒にやろうよ」
『別にいいけど…』
健人「やったぁ〜!」
あーもう可愛い
私完全にジャニオタ化しちゃったよ…
1番は紫耀くんだけどね ←
健人「『いただきまーす!』」
私たちは2人でオムライスを作り上げた
食べ終わったら会見、だ
そういえば風磨くんはメンバーに言ったのかな…
健人「ねーねー」
『どした?』
健人「なんで俺の事呼んだの?」
あ、
知らないんだ
なら何とか誤魔化そう
『んー…何となく?笑』
健人「え…」
『うそうそ、13時になればわかるよ』
あと5分くらいで13時になる
風磨くん、頑張って!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!