あなた）あの日私が永瀬くんを呼んだ日。帰ってきてから聞いた、平野くんが私を呼びに来ていたことに、
あなた）けど、学年違うからあんまり会わないし何しに来たのか聞きそびれてるまま今。





～家～

あなた）ただいまー
風磨）おかえりーあなた
あなた）うげ、なんで風磨先輩がいるんですか
風磨）うげ、ってなんだよ
健人）おーおかえりーあなた
あなた）ただいま、
あなた）今日二人とも早いんですねー
風磨）まぁーな、
健人）僕達3年最後の夏休みだから一日思いで作ろうと思って学校一週間休むんだァー
風磨）いーだろー
あなた）二人とも大学はどうされるんですか。
風磨）俺はもう決まってるー
健人）俺は風磨と同じ大学に行く
風磨）は？そんなん初耳なんだけど
あなた）わたしもです。
健人）俺は一人暮らししてでも風磨と同じ大学に行く。ってことを先生に言ったらそこの大学の推薦貰えた
風磨）ん？ちょっまっ、頭が追いついてないんだけど
風磨）推薦枠はひとつだったよな
健人）おう、
風磨）じゃぁどうして
健人）俺の好成績と日頃の生活のおかげかな
風磨）ふっ、まぁ、良かったな
あなた）てかっ、きもっ、((ボソッ
健人）おいなんつった、
あなた）嫌なんにも
あなた）、けど兄さんの生活態度は尊敬します。
健人）え？今ほめた？ほめたー？わぁうれしいーあなたから初めて褒めてもらったよーー
風磨）ハイハイよかったねぇー
あなた）尊敬しますよ、その先生にでも下につけるような信頼を得る行動教えて欲しいものです。
健人）うっ、
風磨）ふははははっおもしれぇーあいつの事だからそんなことだと思ったぜ
あなた）じゃ失礼します。
風磨）おう、

風磨）てかっ、あいつなんか変わった？
健人）ふぇ？
風磨）なんか素直に明るくなった？
健人）そーお？いつも一緒に居るからなー。まぁ確かにそーかもな、でもなんでだろ？
風磨）ははーん
風磨）なぁ、中島こんどさぁ、((ごにょごにょ
健人）うん、いいよ、いこーよ