紫耀・勇太(屋上)
勇太)で、今日あったことをもう一回はなしてみ?
紫耀)うん、
紫耀)あんね、朝あの事考えながら言ってたら声に出てたのをあいつらに聞かれてな質問に答えただけなんだよ俺は
勇太)答えただけだと!?ほんとに築いてないのかお前、あいつが、どれだけお前のこと、
紫耀)え、あいつって かれん、 いや、そんなわけないじゃんあいつが俺のこと?いやいやいや
勇太)はぁ?これまでお前と、女子が話してたらカレンが切れたこととかあなた先輩の時だってあったろこんなこといっぱいたくさんそれでもぎずかねぇのかよ
紫耀)…………………っ、
紫耀)ごめん、行ってくる
勇太)おう、行ってら
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。