第2話

K.I 背徳感
4,903
2018/04/08 15:37
慧
はぁっ、はぁ・・・っ

大きく膨れ上がった自身を自分の利き手でこれでもかと言わばかりに扱(シゴキ)き上げる。


先端からは先走りによる透明な液体が出てきていた。

慧
はぁっ、あなた、っあなた・・・っ

頭の中で乱暴に抱くあなたを想像する。


荒く呼吸するあなたに噛み付くようなキスをして舌を絡める。


そして秘部への愛撫も忘れない


ピチャ、グチュ・・・ッ

貴方
ん、慧・・・気持ち、いい・・・っ
俺の頭の中のあなたは俺の愛撫に気持ち良さそうによがっている。

ああ、そんな姿も本当に愛らしい。

慧
くっ・・・、

絶頂が近づき自身を動かす手を早めた。


頭の中の彼女も絶頂に近づき、俺のボルテージも自然と上がっていく。

貴方
慧・・・っ、わ、たしもう、イっちゃ・・!
慧
はぁ、あなた、俺ももう、イく・・・っ
貴方
いっ、しょにイこ・・・っ

脳内のいやらしいあなたを最大限まで瞼の裏に焼き付け、

ぬるぬるの先走り汁を自身に擦り付け滑りをよくして激しく扱き上げる。

慧
うぁ・・・、出るっ!

体がびくんと痙攣し情けない声を荒げた瞬間、白い液体が自分の手にまとわりついた。

慧
はぁ・・またやっちゃったよ

飛び散ったソレをティッシュで拭き取る。


この終わったあとの背徳感にも似た感情と言ったらもう本当に耐え難い。


あいつは俺があなたをおかずにして夜な夜なこんなことをしてるとは知らないわけで。


なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


こんなことあなたにバレたらきっと嫌われるんだろうな。



【背徳感】end

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