罪悪感はあるかって?
そんなこと気にしてしまえば終わりだろう。
俺はあなたが好き。
あなたは俺の事が好き。
それだけで十分じゃないか。
ジュルジュル・・・ッ
座るあなたの足の間に顔を埋めびしょびしょに濡れたソコに舌を入れ愛液を吸い上げる。
するとあなたは気持ちいいのかぶるっと体を震わせ俺の頭を掴んであなたのそこへとより強く押し当てて来た。
ちゅ、と濡れた秘部にキスを落とすとぷくりと膨れ上がったクリトリスに優しく噛み付く。
あなたはここが一番感じやすくて弱い所。
ピチャ、ジュル…っ
痙攣しだしたあなたの体を確認すると秘部に指を入れ激しく出し入れを繰り返しながらもまるで男のソレのようにぴんっと勃起したクリトリスの刺激も忘れない。
あなたのこの声を聞いているだけで俺も我慢の限界だった。
あなたの感じる姿を見ながら自身の膨らんだソレを空いた手で取り出し自分で上下に激しく動かす。
そう言った瞬間、体をビクッと痙攣させ果てたあなたと同時に
俺も自分のソレから白い液体をどくっと吐き出した。
果てたばかりの火照った躰であなたは泣きながら
俺に抱きついてきた。
そんな彼女を俺は抱きしめ返す事しか出来なかったんだ。
とうとう俺たちは今日、禁句を犯した。
妹であるあなたと一線を超えてしまったのだ。
でも後悔はしていない。
だってもう後は一緒に堕ちるところまで堕ちていくしかないのだから。
【禁区】end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!