作者視点
美月は思い出したと言っていた、
皆は覚えているだろうか、
魅那兎が美月の耳元で何かを囁いていた事を、
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(美月視点)
あの面神様のいったことを思い出した、
魅那兎(林の中に神社がある、そこに行けば貴方は過去全てを思い出させてくれるじゃろう)
何故か私は行かなきゃいけないと思った、
私は過去を少しだけ覚えてる、
が、何故か思い出せない過去がある、
美月は着替えながら考えていた、
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美月は髪を赤の長い紐で結ぶ、
美月は鏡を見てそう悲しそうにつぶやく、
そして荷物を持ち、外に出た、
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。