第31話

旅館 ③鹿児島の祭り(袴選び)

3,075

2020/08/10 17:23

橘杏 (たちばなあん)

あ！そういえば、途中で見つけたんだけど



杏は皆に聞こえるように大声で言う

橘杏 (たちばなあん)

今祭りやってるらしいから皆さんで行きませんか（*＾＾*)

桃城たけし

お！楽しそーじゃねーか！

神尾アキラ

これは杏ちゃんからのデートのお誘い！？

橘桔平(たちばなきっぺい)

いや、違うと思うぞ、

葵剣太郎 (あおいけんたろう)

いいですね〜！皆さんで行きましょう！

遠山金太郎

お祭り！？たこ焼きあるかな〜！(*^^*)

一氏ユウジ

こはる〜デートやで〜

観月はじめ (みづきはじめ)

夜桜さん、僕と結婚をｯ

夜桜美月

これで何回目だと思ってるんですか〜（*＾＾*)無理です

橘杏 (たちばなあん)

よし！決まりね（*＾＾*)




その時、部屋の扉がスーと空いた

乙目(おつめ)(女将さん)

あの〜

乙目(おつめ)(女将さん)

お祭りでしたら、袴、お貸ししましょーか？（*＾＾*)

菊丸英二

フェ！袴まであんの！？着る着る〜

シユン・ユーリティア

みづ〜！あっちゃんも着ようよ！！
（≧∇≦）

橘杏 (たちばなあん)

うん！(*^^*)

夜桜美月

あ、うん（*＾＾*)






　　　　　　　そして皆着ることになった

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乙目(おつめ)(女将さん)

ほんなら、試着室連れていきやすから、男の方はこの子に頼みますえ〜（*＾＾*)

全員

？この子

乙目(おつめ)(女将さん)

魅那兎〜（*＾＾*)

魅那兎(みなと)(面神様)

なんじゃ、




美月の後ろにスっと現れた

夜桜美月

！？

乙目(おつめ)(女将さん)

すいまへんが、ここの男の子達を男子用袴室連れてってくれへんかえな、（*＾＾*)

魅那兎(みなと)(面神様)

ﾁｯ、面倒なことこの我に任せるなど……

乙目(おつめ)(女将さん)

（*＾＾*)ニコニコ〜

魅那兎(みなと)(面神様)

はぁ……、
ついてこい、

そう言って魅那兎は長い髪をユラユラとさせながら試着室に向かう

大石秀一郎(おおいししゅういちろう )

あ、じゃあ
また後で、門前集合にしよう！



大石は歩きながらそう言う

夜桜美月

あ、は、はい（*＾＾*)

乙目(おつめ)(女将さん)

さ、こちらどすえ〜（*＾＾*)















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女子用袴室

そこにはズラ〜と並んだ、カラフルな袴がいっぱいあった、

シユン・ユーリティア

すごーぃ！.｡.:*･'(*°∇°*)'･*:.｡.

シユン・ユーリティア

それにひろーい！



シユンはそう叫びながら明るい部屋を走り回る

橘杏 (たちばなあん)

ちょっとシユン！
走り回っちゃ危ないでしょ〜！



杏はシユンを追いかけた、

夜桜美月

あ、あの、

美月は乙目に問いかける、

乙目(おつめ)(女将さん)

（*＾＾*)
はい、なんでしょうか？美月はん、

夜桜美月

心の中ーーなんで、私の名前、、、

夜桜美月

あ、さっきの男の方、、というか魅那兎さん？は、

乙目(おつめ)(女将さん)

あ〜あの子ですか、（*＾＾*)あの子は、まぁ、この旅館の祓いや？かしらね〜

夜桜美月

祓いや？……

乙目(おつめ)(女将さん)

まぁ、……
美月はんは、要注意ですわぁ、

そう美月が聞いた事もない低い声でニヤと下を向き笑う乙目、美月はそれにゾワッという快感を覚えた、

乙目(おつめ)(女将さん)

さ！美月はんもはよ選んで来なはれなー（*＾＾*)

夜桜美月

……はい、
（*＾＾*)



美月はそう答え、杏達の元へ向かった

乙目(おつめ)(女将さん)

心の中ーーここからどーなるか…あの子次第かしらなぁ、まぁ、面白ー事なりそうやわ、

乙目(おつめ)(女将さん)

心の中ーーお前もそう思うじゃろ、面神よ、……




そして男子用袴室に移る












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男子用袴室

魅那兎(みなと)(面神様)

ここじゃ、入れ




魅那兎はそういい、扉を開け、男子を入れる

桃城たけし

すげ〜袴っていっぱいあるんだなぁ、、

遠山金太郎

早いもん勝ちや〜！！



遠山はそう言って走る、

白石蔵ノ介

あ！金ちゃん！走ったら危ないで〜！

柳澤真也 (やなぎさわしんや)

これとか似合いそうだ〜ね

観月はじめ (みづきはじめ)

皆さんまだまだ子供ですねぇ〜(￣▽￣)

幸村精市 (ゆきむらせいいち)

真田、これどうかな？

真田弦一郎 (さなだげんいちろう)

幸村、それはお前にはどう見えたんだ、
ただのおもちゃのアヒル柄じゃないか、

幸村精市 (ゆきむらせいいち)

え〜だめか、

切原赤也 (きりはらあかや)

俺はやっぱ赤かな〜🎶

桃城たけし

越前、俺達も早く選ぼーぜ！

越前リョーマ

ウィッス、




そしてリョーマが袴が並んでる所に行こうとした時、

魅那兎(みなと)(面神様)

そこの越前と言う奴、ちょっと待て、




魅那兎は壁に持たれながらリョーマを止めた、

越前リョーマ

何、


リョーマは振り返り、魅那兎を睨む

魅那兎(みなと)(面神様)

まぁ、そう睨むでない、こう見えて
我はお前らより年上じゃぞ、、

海堂薫

ｱﾞｱﾞ？何言ってんだこいつ、

跡部景吾

どう見ても、中一ぐらいのメスに見えるがなぁ、

魅那兎(みなと)(面神様)

ふっ、飛んだ冗談はよせ、我は男じゃぞ
心の中ーーまぁ、あの女は築いとったが

全員

！？

越前リョーマ

で、なんか用、？

魅那兎(みなと)(面神様)

おまんら、あの女と仲がいいんじゃろ、

千石清純 (せんごくきよすみ)

あの女？

魅那兎(みなと)(面神様)

夜桜  美月、だったかのぅ、

越前リョーマ

！、

葵剣太郎 (あおいけんたろう)

夜桜さんですか！

手塚国光

うちの部員になにか、(｀・・´)ｷﾘｯ

魅那兎(みなと)(面神様)

まぁ、ただ我が一目惚れというかのぅ、

魅那兎(みなと)(面神様)

面白い娘がやっと来たな、とな、

不二周助

つまり、どーゆう事なのかな、（＾＾)

魅那兎(みなと)(面神様)

あの娘を我らはずっと探していたのじゃ
まぁ、あの御方が一目惚れするって事はまぁ、魅力的でヒステリック、かのう、

橘桔平(たちばなきっぺい)

あの御方？

亜久津仁 (あくつじん)

誰の事だ、

魅那兎(みなと)(面神様)

おっと、話をしすぎてしまったのぅ、
これ以上はまぁ、自分らで見てみよ、
きっとあの御方は現れる、



魅那兎はそう言い残し、出ていった、

樹稀彦 (いつきまれひこ)

何だったのね、あいつ、シュポー！

大石秀一郎(おおいししゅういちろう )

とにかく、夜桜に何か起こりうる可能性があるって事だな、

菊丸英二

え〜！？それ！ミヅッチ大丈夫なの？！

金色小春

きゃ〜事件だわ〜

一氏ユウジ

まだ事件は起きてへんでこはる〜

不二裕太 (ふじゆうた)

まぁ、でも夜桜って結構そーゆうの何回かあってそうだし、ナンパとかなら大丈夫なんじゃないっすか？

佐伯虎次郎 (さえきこじろう)

でも少し心配だ、

乾貞治

少しは見張っておこう、





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ヌッシー

切ります

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第32話旅館④ (袴着替え)

愛萌

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。