それから、私たちは遂にデビューをした。
グループの平均年齢は、最年少を樹立した。
有難いことにテレビに出さしていただく機会も増え、街中では、私たちのファンの子や、ジャニヲタの子は、話しかけてくれるようにもなった。
これからもずっとこの6人でいたい。そう思っていた……
ある日マネージャーに呼び出された。
しかしマネージャーいわく、社長命令らしい
ジャニーさんは、中島健人、菊池風磨、佐藤勝利でSexyZoneを組む。松島聡はsexy松。マリウス葉はsexyboysとして、活動する事になった。
そして、私は……
いちばん辛いアイドル活動を休止する事だった
マネージャーいわく、女優に専念して欲しかったらしい。
最年少のマリウスを黙らせてしまった……
そこからは、毎日が苦痛だった。
でもこの気持ちはみんな一緒って考えたら、
頑張ろうと思えた。しかし、お芝居のお仕事も少しづつ増えてきて、みんなと会えない日が続き、
6人のSexyZoneは少しバラバラになりつつあった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。