第3話

真夏の記憶。
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2018/02/23 06:32
先輩の連絡先をしれたことが嬉しくて,頻繁に連絡をしてしまった。
内容はくだらない内容ばかりだったけれど、先輩との会話はどの話題でも楽しかった。
莉子
先輩、今暇ですか?
時雨
暇じゃないって言ったら嘘になるかな?w
なに どーしたの?
莉子
明日の放課後練習を見に行きたいんですけれど、また見に行ってもいいですか?
時雨
もちろんだよ!いつでも来てね
あと、こんどミニライブやるからそれにも良かったら
莉子
わぁ 是非!見に行きます!
いつになりますか?
……とまぁ、だいたいはバンドの話だったかな?w

夏休みの間は、文化祭ライブに向けての練習が多くあり、なんども先輩に会いに行くことができた。

ギターを弾く先輩はいつもよりももっとかっこよくて、キラキラ輝いていて、楽しそうで…時々目があった時にはドキドキした。

なにより、夏休みなのに先輩に会えていることがなにより嬉しかった。

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