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小説
ファンタジー
レオナの妹 、嫌われ者の“第1王女”です
『第1』王女なのに…
…あなた
『第2王子のくせに』
この言葉で 、俺の頭は凍りついた
ああ 、そうか『第2王子だから』誰にも認められねぇのか『第2王子だから』あいつ(兄貴)に勝てねぇのか『第2王子だから』…あなたを守れねぇのか
この”鎖(運命)”は硬ぇ(痛ぇ)なぁ…
この生まれた時から繋がってる足枷(決まってる運命)がよ
…お前と俺は 、そっくりだな
国王と女王の間に…子が…!
っ…?!
初めてあなたが生まれたことを知ったのは 、従者共がお得意の陰口を言っている時
その後も 、親父やあの女(義母)からの紹介は無かったが…
国王と女王の子…『第1王女』らしいわよ
ああ 、国王はどうしてしまったのか…
…あの女王そっくりの娘なんだから 、きっと性格だって…
…おい 、サボってねぇでさっさと仕事しろ
ひっ 、レオナ様!すみません!
…
『第1』と聞いた時は 、さぞ幸せもんだな…なんて思ってたがそいつも 、俺と同じ(運命に縛られてん)だと 、錯覚した____