1年後 .
黒い馬車が来るのはあと少し
兄貴達まるで自分事のように喜んでいた中 、
“あの野郎”だけは不満げな顔をしてやがったな
タカッタカッ
馬車を走らせる音が近づき 、もうすぐか 、と待っていると
聞き覚えのある声…
それは 、俺がずっと探してた奴で…
昔よりも綺麗になった 、と思ったことは心の中に留めた
でも 、気配や感じるものは昔と全く違ぇ…
魔力の量が尋常じゃないことはすぐに分かった
不思議と 、こいつとは話が弾んだ
こういうのも悪くねぇな。
バシャッッ💦
棺に入ろうとした時 、温かい水のようなものが頭をよぎった____。
新作です✨