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きっと、もっと、好きになる。
この気持ちに気づいてしまった
ーそれは突然の事だったまさか俺がこんな気持ちに気づいてしまうなんて… サー(ふすまの開く音)
ただいまー
ん、おかえりチョロ松〜どこ行ってたの?
どこって、ハロワ行ってたんだよおそ松兄さんも就職活動すれば?もう良い大人なんだから!そんなダラダラしてないで!
ボコッ
痛っ!いってーよチョロ松!じゃなかったチョロシコスキー!
言い直さなくていい!ダラダラせずに就職しろクソ長男!!
えーめんどくさい〜てか、大人になったら何で働かなきゃいけないの?!お兄ちゃん絶っっ対にヤダ!!
仕方ないだろ。世の中そんなふうになってるんだからはぁ〜疲れた〜
ゴロ
眠っ 寝よ今日は疲れたし
(チョロ松のやつどんだけ疲れてんだよ)
あ、絶対に起こすなよ!
へいへいおやすみなさい
3分後…
…zzZ
(寝るの早!どんだけ疲れてんだよ)
スー…zzZ
(じー)
(よく見るとチョロ松の寝顔って可愛いな……なんか微妙に足がすらっとしててエロいし…)
(なんかこの感じ好きだな〜……ん?可愛い?…好き?…何言ってんだ俺は……ハハッ兄弟が好き?チョロ松が好き?)
(兄弟だぞ?)
スー…クシュン”(..´>。<`‥)
(ドキッ!ドク…ドク………クソ!なんでこんなドキドキすんだよ!)
無意識におそ松がチョロ松に顔を近づける
(は!俺今兄弟に手を出そうとしているんじゃないか?!)
我に返り赤面するおそ松
サー
(ギクッ!)
…っておそ松兄さん何してんの?
い、いいや〜別に何も〜してませんけどぉ〜
何その言い方、気持ちわるっ
トド松酷いよ〜お兄ちゃんに対してほんとにドライ!心が凍りそう!
はぁ?ほんとめんどくさい
うわっ怖!(あっぶねー!もう少しでバレるとこだった~)
…ていうかチョロ松兄さん寝てんじゃん 何で?疲れてんの?いつもなら本読んでんのに
あー、ハロワ行ってたらしぃそれで疲れて寝てる
へーそうなんだ…ハロワ行ってただけで疲れるの?
知らねー皆で行った時に追い返されたし
あーあのときねホント意味わかんなかった「帰れ」ってばっかり!僕たちは真面目に考えてるのに!
トド松がイライラしているとチョロ松が起きたのか、目をこすりながらゆっくりと体を起こした
ん…んー…
あー、おはようチョロ松兄さん
(ドキッ)お、おー、おはようチョロ松
んぁ、おはよう
てか、時間的におはようじゃないねチョロ松兄さん寝すぎじゃない?
わ!いつの間にもう夕方?マジか…ちょっと寝すぎたな〜
ハロワ行ってただけで疲れるなんて… www
何が面白いんだよっ!就活しない人よりマシだよ!
チョロ松はふと、おそ松を見る
(ドキッ、め、目が合った!)
どうせおそ松兄さんも心の中で笑ってるんだろ!?
はぁ?!別に笑ってねえしーハイハイお疲れ様でしたぁー!
あぁん!?馬鹿にしてんだろ!
睨み合う2人
はいはい、2人とも落ち着いてー
ドタドタ(階段を降りる音)
パシャーン!
おっとっとどうしたんすか!?
ちょっ、じゅうしま〜つ!待つんだ
十四松?!なんだよ急に!
あ、兄さん達どうしたの?
いやー十四松が急に下から喧嘩の声がする!って引っ張られたんだ
っていうか何の騒ぎ?
あー兄さん達がね就職のことで喧嘩し始めたんだ
はぁ!?元の喧嘩の原因はトド松だろ?!
そうだよ!トド松がハロワを馬鹿にしたことが原因だ!
いやいやハロワを馬鹿にした訳じゃなくて、ハロワ行ってただけで疲れたチョロ松兄さんを馬鹿にしたんだよ
あぁん?!今なんつった!末っ子ごときが!生意気なこと言いやがって!
睨み合うチョロ松とトド松
まぁまぁ落ち着いてくだせー2人とも!
そうだぞ!
そうだそうだー!うるさいぞー!
いや、さっきまでおそ松兄さんもうるさかったからね!
ていうか、おそ松兄さんさっきからずっと言いたかったんだけど…
んー?なんだ何だ?
顔真っ赤だよ?
えっ?う、嘘だ〜
トド松に言われ、もっと顔を赤くするおそ松
ほんとだー
確かに
どうしたんすかー?!!
え?ほ、ほんとに別に何も〜
ほんとだ真っ赤だ!
ふぇ?!な、何だよっほんとに何もな、ないっつーのっ!(嘘だろ俺、そんなに真っ赤?恥ずっ///)
(ん?おそ松兄さん今、俺(僕)たちのときと反応が全然違うような気がする…顔も赤いし…)
いやいやほんとに真っ赤だよ?大丈夫?
うん!だ、大丈夫だから(汗)
チョロ松がおそ松の額を触る
ひぇ!
少し熱いねーでも熱ではなさそう
···(何だ!?今の反応は?いつもと違う…怪しい)
じゃあなんでそんな赤いの?
さ、さぁね…さっき喧嘩して少し暑くなったんじゃね?
へぇーそっかまぁ熱じゃなくてよかったね
う、うん(汗)
ほんとよかったっす!
あ、あぁブラザー
まぁよかったじゃん
うんうん、ほ、ほんとに
みんなどうしたの?
な、何が?
いやぁ、みんなさっきから言葉が詰まってるし…おそ松兄さんはずっと
いやぁ、僕らはちょっとびっくりすることに気づいただけだ…ぅわ!
しー!何言ってんだトド松!
そうだぞブラザー!
とどまつぅ〜?!
あ、あぁううん僕らはなんでもないよー?それよりおそ松兄さんは何で?
え、えぇ?俺は……別になんでもねぇし!
(なんでもないことないよね?!!おそ松兄さん絶対にチョロ松(兄さん)のこと好きだよね?!)
て、ていうかもう夜だしチビ太んとこ行こうぜ!
おそ松兄さん心配だけどまぁ行こうか
うん!行こー
りんご🍎&マカロン
好きになるのはキミ限定【完結】
なぁな
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。
チャレンジ小説
転ばないで
俺たちは何ら変わらない学生で 遊んで、勉強もして 夢も持って目標に向かって 学校生活を送っていた。 毎日が変わりない楽しい日々 こんな風に大人になっても 馬鹿みたいに笑って 社会の愚痴言って 友達と繋がるもんだと思っていた。 ただ、その当たり前が崩れたのは "あの日"がはじめてだった。
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再会の約束
ある日いきなり部屋にイケメンが現れた! 誰このヒト!? なんであたしの部屋に!? ってかホントに人間か!? ――いったい彼は何者なの? 不思議だらけの状況だけれど、謎の青年と出逢ってしまったことで、あたしの胸に恋心が芽生えてしまう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。