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第7話

お母さん
キド)おう、お前ら一緒だったのか。
ツキ)ただいま。
公園でツキにあのことを話された時、正直に言うすごく驚いた。
ツキの能力はアザミの能力なんかじゃない。
ツキの『お母さん』の能力なんだ。
シンタロー)ツキ・・・
俺は月の耳元でこっそり耳打ちをした。
シンタロー)俺も協力していくから。大丈夫。
なんてこと言ってんだよ。
自分でもそう思うけど、今の俺はツキの『お兄ちゃん』として、やったやらなければ行けないことがある。
ツキ)・・・おう、ありがとう。
こいつは昔、お兄ちゃんのことが大好きだった。
その分、カゲロウデイズに飲み込まれた時はすごく悔しくて、カゲロウデイズからでた時は毎晩泣いていたそうだ。
シンタロー)俺はお前の兄貴だ。陽兄ちゃんみたいにはなれねぇけど、頑張るから。
ツキのお兄ちゃん・・・『佐野 陽向サノ ヒナタ』は俺も憧れるようなかっこいい人だった。
ツキ)シンタローらしくないな。頼りない。
シンタロー)ちょ、酷くね?
ツキはそんなきついことを言いながらも「うん、ありがとう」と言って、キドたちの方へ向かっていった。
モモ)お兄ちゃん、こんな所で何してんの?
遥)ご飯だよ!シンタローくん!
シンタロー)っス。
ツキはあのことをみんなにいつ言うんだろう。
もうちょっと深くわかってからの方がいいのかもしれないし、早く分かってもらった方がいいのかもしれないし・・・。
シンタロー)とりあえず飯だ!
今日の晩飯はキド特製のオムライスだった。
どうやらカノのリクエストだったらしい。
しかし、ケチャップで一人一人の名前が書いてあったのはすごく良かったと思う。
味もすごく美味しかったから、モモはお代わりをしようとしていた。
ツキ)どうしようかなぁ・・・。
シンタロー)やっぱりもうちょっと分かってからか?
ツキ)そうだな。母さんのこと、俺はよく覚えてないし。
ツキが3歳の頃、ツキのお母さんは自分の目の前で殺された。
最近近くに出ていたという通り魔に殺られたらしく、ツキはその時から大人が大嫌いになっていた。
俺がツキにあったのはその後くらいからだけど、ツキがカゲロウデイズに飲み込まれた時から、全く会わなくなってしまっていた。
ツキ)3歳の頃だからね・・・。
シンタロー)記憶も曖昧だろ。もう10年何年もまえだろ?
ツキ)まぁな。
ツキは1人でそういうものを抱えていたらしく、男のような振る舞いをしていた。
シンタロー)だからって自分のことを俺っていうのな。
ツキ)うっせぇよ。ヒキニートが。

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南瓜
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