第52話

ごじゅういち
7,413
2019/09/26 12:53






side:瀬戸












仕事が終わって一旦家に帰り 、


……… 別に期待を求めているわけではないけど


玄樹に教えてもらったメイクをして


紫耀から送られてきた店に向かう 。


あーっ 、なんか緊張してきた ……… 。


































































" カランコロン "



『 すいません 、個室で
予約してる平野のツレなんですけど … 』



店員「 平野様のお連れ様ですね 、
2階にお通し致します 」



























































な 、なんか凄く高そうなお店 … 。


階段を登り 、離れた個室に案内された 。


… この扉の先に紫耀がいるのか 。












































































『 … すうっ 、はぁー 、』



" ガチャ "



「 あ 、紫耀やっと来 、、、」



『 … ごめんなさい間違えました!!!!』












































































私は思いっきりドアを閉めた 。


え?なぜ?なぜ向井康二??????


あ 、店員さんが間違えてたのかな?!


とりあえず一旦紫耀に連絡 ……… 。
























せーと
ねえ
せーと
どこいるの?
せーと
おい
せーと
おーーーい
せーと
未読とかまじありえない
せーと
返事しろ
せーと
どういうことか説明して






































… クソかよ!!!!なんで返事しないの?!


え?間違えた?帰る?帰ればいいの?


なんてワタワタしてると後ろのドアが開いて


私の後頭部にゴンッ!と当たった 。











































































『 った 、!!!』



向井「 あっ 、ごめん!!!!」



『 え 、あ 、や 、』



向井「 … え 、あのー 、さ 、
もしかして紫耀に … ?」



『 あ 、まあ … 』



向井「 … はーっ 、あいつはめやがったわ … 」



『 え 、?』



向井「 あ 、いやっ ………
とりあえず 、中入るか?」



『 あー 、んー 、うん 、そうする 、』























































































なぜ入ったのかは自分でも分からない 。


多分 、こーちゃんの口から


真相を聞きたかったんだと思う 。


とりま明日紫耀はボコボコの刑かな 。









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