第26話

にじゅうご
9,334
2019/08/15 09:39







岸 side













ね 、、、寝れん 。そりゃ当たり前だ 。


隣にあのあなたちゃん 。


しかも … もう色々と 、うん 。


俺は起き上がってベットの方を向いて正座した 。


なぜ正座をしたのかは自分でも分からない ( )































































『 … あなたちゃーん 、、、(小声) 』



瀬戸「 ……… zZ 」



『 ……… 』



瀬戸「 … んー 、(寝返りをして岸の方を向く) 」



『 !!!』















































































だから寝返り怖えって!!!!!


しかも寝顔可愛すぎんだろ何回も言うけど!!


まつ毛なげーし 、唇やわからそうだし 、


いや無防備すぎない?あなたちゃん 。


勝手に隣で寝てる俺が悪いんだけどさ(


前髪が目にかかって邪魔そうだったから


そーっと上げようとすると手をパシッと


掴まれた 、、、掴まれたァ?!?!?!(滝汗)







































































『 エッ 、アッ 、アノッ 、』



瀬戸「 … しょー 、、、?」



『 、、、?!?!』



瀬戸「 しょうっ 、」























































































紫耀の名前を呼んで俺に抱きついてきた 。


ねえあなたちゃん 。俺紫耀じゃない!!


紫耀じゃないよ優太だよ!!!!!!


しかも抱きついてきたと言うより俺の首に


巻きついてるみたいな感じなんだよね 。


すげぇ苦しいんだわ 笑


首も苦しいけど 、なんだか心も苦しかった 。










































































『 あなたちゃーん 、』



瀬戸「 … 」



『 あなたさーん 、』



瀬戸「 … 」



『 、、、あなた 、?』



瀬戸「 しょー 、、、(ムニャムニャ) 」







































































そう言ってまた寝返りをしてくれたおかげで


首に巻きついていた腕は取れてくれた 。


… やっぱり 、あなたちゃんの心の中には


ずっと紫耀がいるんだなあって 。昔一緒に


バックコンサートやった時も同じグループに


スッゲェ体力ゴリラな奴がいるって


嬉しそうに話してたなあ 。懐かしい 。


俺はあなたちゃんのほっぺをツンツン突いて


いつのまにか意識を手放していた 。











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