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母「 ちょっと混乱させちゃったかしら?」
瀬戸(兄)「 余計なこと言うから … 」
瀬戸(弟)「 むむむ!(離せ!) 」
『 あ 、いや 、全然大丈夫ッス …
むしろ俺はそれでも家族だと思います!』
「「 ……… 」」
『 あ … なんつーか 、血繋がってなくても
みんなが家族だと思ってたら家族だと思うし?
家族事情にどーのこーの言う権利なんて
皆さん以外誰も持ってませんよ!!』
立ち上がってそういうとぽかーんとしてる3人 。
やっべ 、でしゃばり過ぎた 、、、??
なんて思ってると一気に笑い出した 。
瀬戸(弟)「 アッハッハ!こいつ気に入った!」
瀬戸(兄)「 ははっ 、
こんなこと言う人アイツ以来だ 、笑 」
母「 岸くん 、そう言ってくれて嬉しいわ 。
大事なこと1つ言ってあげるから耳貸して?」
『 え 、あ 、はいっ?!』
俺はママさんに耳を貸した 。
すると聞こえてきたのは「 今のは全て嘘よ ♡ 」
という言葉だった 。、、、は????
瀬戸(兄)「 岸くん 、
騙してすいません 、俺まだ24です 笑 」
『 え 、え 、?!
室くんと同級生じゃない 、?!』
瀬戸(兄)「 違います 、ただの知り合いです 笑 」
太一「 ちなみに俺は一緒!」
母「 あと離れてるのは1人いるからよ 、
あなたと太一の間に中3の女の子がいるの 。
今日はお友達の家に行ってていないんだけどね 」
『 あ 、じゃあ4人なんすか 、?!』
母「 そうなのよ〜 、ごめんね?騙して 」
『 ビビった 、、、、、!!!!!』
やべぇ 、今ものすごく安心してちびりそう ( )
あなたちゃんがそんな複雑な環境で
育ったのかって思ってたからなんかもう
、、、うん 、やばいやばい 、芸人になれるわ 。
瀬戸(兄)「 でも良かった 、
岸くんにならあなたのこと任せられそうです 」
『 え 、、、』
母「 いい人だものね 」
『 い 、いやぁ 、、、(照) 』
瀬戸(弟)「 ゆうた 、今日泊まってけよ!」
『 泊ま 、?!』
母「 いいわね!」
瀬戸(兄)「 いやでも部屋ないよ?」
『 しかもふつうに迷惑ですし 、!』
母「 いいのよ全然〜!
部屋は … あなたの部屋でいいかしら!」
『 はぁっ?!?!』
瀬戸(弟)「 俺とねーねの部屋せまいからいいよ 」
瀬戸(兄)「 俺も今日仕事溜まってるし … 」
『 え 、え 、え 、』
瀬戸(兄)「 あれ?岸くんなんか
ダメな部分でもありました?… もしかしt 」
『 あー!!!なんでもないです!
はい!泊まります!オッケーっす!!』
って事であなたちゃんの … 部屋 、に
強制お泊まりです 。き 、緊張 、、、
てか許可なくがっつりと
布団ひいちゃってるけど大丈夫なの 、、、?
俺起きたら殺されたりとかしない 、、、?!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。