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@aaaa
え 、キンプリに女とかやば
@bbbb
あなた … ちゃん … えっ 、、、
関ジュの 、?!なにきんの?!?!
@cccc
なんで 、なんで?なんで?意味わかんない、
@ddddd
女がいるってだけでこんなにも有名になるんだ
…私は今 、ソファに
寝っ転がりながらTwitterを見てる 。
向こうの方では社長が椅子に座ってその目の前に
キンプリの6人が立って抗議している 。
髙橋「 確かに
デビューしたいとは言いましたけど!」
神宮寺「 新メンバー加入って 、、、女子 … 」
岩橋「 瀬戸さんも嫌だよね?
こんな見ず知らずのグループ入るなんて 」
『 … 別に 、見ず知らずなのは
3分の1なので大体分かれば行けます 』
髙橋「 3分の1って … しょうれんは
置いといて 、岸くん知り合いなの?!?」
岸「 誰かのバックいっしょに
着いたことあったよね … ?」
『 はい 、オフとかもかなり遊びましたね 。
今更ですが東京に来た時はいろんなところ
連れてってくれてありがとうございました 』
岸「 いや 、全然 ……… それよりもさ 」
『 はい 』
岸「 すっかり … 大人になったね 、」
『 まあ 。もう大学も卒業しますし 』
永瀬「 ………
なんで 、関ジュじゃないん、?」
『 … 永瀬に関係ある?』
永瀬「 … は?」
髙橋「 ちょ 、廉やめなって … 」
『 てかそれ私のセリフなんだけど 。
なんであんたら直談判してるわけ?
関ジュ捨てたの???笑えるんですけど 』
永瀬「 っ 、お前さぁ 、!!」
平野「 いいよ 。廉 」
永瀬「 ……… 」
ジャニー「 瀬戸 、仲良くしたらどうだ 」
『 … はーいっ 、気が向いたらしまーす 』
岩橋「 気が向いたらって … (小声) 」
神宮寺「 シッ!(小声) 」
… どうせキンプリが
有名になったら私は抜ける 。
私は 、今の時期に『 女だから 』って言う
ワードで売れるためだけの『 モノ 』でしょ?
仲良くしても結局離れるだけだ 。
キンプリは社長室を出てからもずっと無言だった 。
なんか言いたいことあったんだけどな〜???
平野「 … なぁ 、あなたs 」
『 そうっ 、!それだ!!!』
平野「 … はっ?」
神宮寺「 ど 、どうしたの 、?笑 」
『 呼び方 。今は裏でも密着カメラ回ってるから
しょうがないけどオフの時に名前呼びしないで 』
岸「 え … じゃあなんて呼んだら良い 、?」
『 瀬戸とか瀬戸さんとかだったらなんでも 。
カメラの前ではあなたって
呼び捨てしてくれるとありがたいです 』
岩橋「 … 表面だけ仲良くする 、的な 」
『 そうそう 、物分かりいいね〜 、
岩橋くん … だっけ 』
岩橋「 うん 、」
『 岩橋くん 、神宮寺くん 、岸くん 、
平野永瀬髙橋!はい!覚えた!』
髙橋「 待って待って?!
カイ 、初対面だよ?!」
『 釣られて呼び捨てにしちゃうんだよね 』
髙橋「 えぇっ 、、、?!」
『 って事で帰りますさよーなら 』
私はキンプリに背を向け 、その場を去った 。
憂鬱な毎日がこれからまた始まる 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。