第89話

はちじゅうはち
7,137
2019/12/22 11:11









side:瀬戸
















私がSixTONESに入ることになってから


時が過ぎるのは早いもので 。


今日は初めて全Jr.が合同でリハをする日 。


リハを始める前に 、グループ所属者だけ


デカイ部屋に集合がかけられた 。


私は少し衣装合わせで遅れて行った 。














































" ガチャ "



『 失礼します 、』



「「 (ザワザワ)」」



滝沢「 お 、ナイスタイミング 」



『 … すいません 、遅れて 』



滝沢「 全然 。えーっとー 、あ 、
いたいた 。じゃあSixTONES前来て 」



SixTONES「「 はい 」」



滝沢「 まあみんな想像ついたと思うけど 。
この度 、SixTONESに新メンバーが
加わることになった 。ほら 」



『 え 、あ 、瀬戸あなたです 。
よろしくお願いします 、』


























































軽くお辞儀をして前を見ると


バッチリ目があってしまう西畑大吾(


すぐ晒したけどなんであんたが


そんな泣きそうな顔してんのよ 。


他にも仲が良かった美少年や


HiHi Jetsはすごく驚いていた 。


そして私の右隣でベラベラ喋る滝沢くんの


説明をテキトーに流してその場を乗り越えた 。


滝沢くんが出て行った途端 、泣き顔だった奴が


血相変えてこっちに向かってきた 。































































西畑「 どゆこと 、」



『 … そのまんま?』



西畑「 っざけんな 、!!!!!!!!!」



大西「 大ちゃんっ 、!!!!!」



藤原「 大吾 、落ち着け 。やめろ 」







































































私の胸ぐらを掴んでそう叫ぶ西畑 。


周りが止めるけどそんなん御構い無し 。


いいよ 、もっと怒ってよ 、嫌いになってよ 、


こんなクズいらないって捨ててよ 。


そしたらふつうに居なくなるから 。
































































西畑「 っんで 、!!!!!!!!
なんで頼ってくれへんの?!?!?!」



『 … 』



西畑「 関ジュの時も勝手に
居なくなって!!!!!!!!
なんでなん 、なんで誰かに頼らんの?!」



『 … っさい 、(ボソッ)』



西畑「 誰かに話してみれば少しh!!!」



『 うるさい!!!!!!!!!!!』




































































私は西畑の手首を掴んで


ドンッ!と床に突き放した 。


当然のごとく尻餅をつく西畑 。


そこに群がるなにわたち 。


あぁ 、ここに私の味方なんて誰一人いない 。


気づけばその場から走り去っていた 。








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