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梅芸も相当なほどに進化してた 。
色々と説明したいけど私たちがきたのは
開演ギリギリ前だったらしく 、
慌てて関係者席へと潜り込んだ 。
永瀬「 ふーっ 、あっぶねー … 」
『 なんでこんなギリギリにしたのさ 』
永瀬「 新幹線取れへんかってん 」
『 あー 、』
永瀬「 あ 、ほら 。始まるで 」
永瀬の言う通り梅芸は始まって 。
あぁ 、大吾大きくなったなーって 。
流星って … もう高校生?!ガチで?!
他にも懐かしい人達がたくさんいて 。
でもちっちゃい子は分かんねえや … 。
可愛い子めっちゃいる 。うん可愛い 。
そんなことを思っていたらMCになって 、
永瀬が舞台上に上がっていった 。
あ 、お前上がるのね 、みたいな 。
永瀬「 どもー 、永瀬廉でーす 、笑 」
「「 キャアアアアア!!!!!」」
西畑「 廉!廉廉廉廉廉廉!」
永瀬「 なんやねん 笑 」
正門「 大きなったなー!」
永瀬「 親戚のばあちゃんか 笑 」
大西「 大学順調ですか?」
高橋「 廉くん俺の髪どうですか?」
道枝「 ご飯行きましょうよ!」
長尾「 おはよーございまぁーす!!」
永瀬「 おう 、おうおう 、
そんないっぺんに来ても困るわ!笑 」
「「 笑笑 」」
室「 廉1人で来たん?」
永瀬「 あー 、えっとー 、ツレと来ました 」
『 』←
西畑「 ツレ?」
永瀬「 いぇすツレ 」
正門「 東京の友達とか連れてきたん?」
永瀬「 んー 、まあそんな感じ 、
友達というよりライバル?いや 、仲間?」
『 … 』
大西「 … 仲間?」
西畑「 てかさっきからこーちゃん
話入って来おへんけどどこ見てるん?笑 」
向井「 え?あ 、あー 、、、
… ごめん 、大吾MC任せるわ 」
西畑「 は?!え 、こーちゃん?!」
お客さんもざわざわする中
ステージから降りてきた向井康二 。
そりゃあお客さんは黄色い悲鳴をあげる 。
… てか待って 、向井康二こっち来てね?
って事で瀬戸あなた 、逃げます!!!!←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。