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『 って事があってさぁ 、?!』
「 ははっ 、廉も強引やなぁー 笑 」
『 もーっ 、
わけわっかんないよねぇ〜 、りゅーたくーん 』
室「 はいはい 、暑苦しいから引っ掴んで 」
とある居酒屋の個室を予約して飲んでる私 。
お相手は東京で仕事があった関ジュの龍太くん 。
実はの実は 、龍太くんとだけは
辞めた後もずっと連絡取ってて
唯一未だにご飯とか行ったりする人なんですよ 。
意外でしょ?龍太くん優しいんだよっ ♡(
室「 ほれ 、あなた帰れんのか?」
『 ん〜 、大丈夫大丈夫〜 、、、』
室「 ほんま危なっかしいわ … 苦笑 」
『 わたしのおうちどこぉ〜 、』
室「 君のお家はタクシー乗らないとー 、」
「 … あなたちゃん 、?!」
誰かがわたしの事を呼ぶ声がして 。
振り返ると 、視界にはぼやけてる猿 。
あー 、猿かぁ 、猿がいる 、、、
へへっ 、モフモフ … って猿ぅ?!?!
都会に猿いたらやばi … ごめん岸くん (笑)
『 きっしくぅーんっ!!!♡♡ (抱きつく) 』
岸「 へっ 、?!へっ 、?!?!?!/// 」
室「 あー 、そいつ
酔ってるから気にしなくてええで 笑 」
岸「 あ 、はぁ 、、、あの 、?」
室「 あ 、関西ジャニーズJr.の
室龍太って言います 、岸くんよな?
ちょくちょくあなたから話は聞いとる 」
岸「 関西 … ジャニーズJr. … 」
『 りゅーたくんはねー 、あのねぇー 』
室「 あーもうお前は黙ってろや 笑
俺とあなたの関係は話すと長くなるから
仲良いんだなって思っとって?
そんな気まずくなるような関係やないから 」
『 そーそー!うちの
りゅーたくんすっごいんだぞぉー!!』
室「 ほんまお前うるさい 笑
あ 、てかいいところに来てくれた岸くん 」
岸「 あ 、はぁ 、?」
室「 あなたのこと 、送って!」
岸「 、、、はぁあああああ?!」
猿の雄叫びが聞こえたあたりで 、
わたしの記憶はプツンッと途絶えた 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。