第3話

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2019/07/17 13:40






side:平野









俺はもうJr.の時から覚悟していた 。


二度とあのメンツでは笑い合えない 。


二度とあのメンツと舞台に立てない 。


… もう二度と 、思い出さないって 。


だからけじめをつけるために 、


俺は今の仲間と 、直談判しに行った 。


その次の日だ 。驚きの電話がかかってきたのは 。













































" プルルルップルルルッ "



『 んんっ 、、、はい 、もしもし平野です … 』



マネ「 平野!!!早く都内某所に来い!」



『 んぇっ 、?!どうしたんですか?!』



マネ「 いいから早く!!!
間に合わないぞ!!!!」



『 はっ 、はいっ?!?!』



























































マネージャーさんの焦り声で相当やばい時間


なんだろうなって自覚して急いだ 。


今日なんかレッスンとかあったかな、?!


急いで楽屋に入ると 、みんなもう来ていた 。























































『 はぁっ 、はぁっ 、みんな早ない?!』



岩橋「 紫耀ビリッケツじゃーん 笑 」



髙橋「 はい賭け勝った〜!
ジンさんジュース奢り〜!!」



神宮寺「 うわーーー岸くん
なんで先に来るんだよ!笑 」



岸「 いや 、来ちゃ悪りぃかよ!笑笑 」



永瀬「 優太ぁあああ 」



『 … なんか 、普段通りカオスやな 』



「「 それな 」」

































思い出さないとか言ってもどうしても


関西と比べちゃって 。別にこの仲間が


嫌いとかじゃないんだけどさ???


相変わらずカオス状態でガヤガヤしてると


ドアの開く音がした 。入ってきたのは 、


ジャニー社長だった 。……… まさか 、!!















































『 えっ 、』



髙橋「 嘘 … !」



ジャニー「 やぁ!YOUたちは相変わらず
元気だね 。玄樹がいるからかい?笑 」



岩橋「 へへっ 、笑 」



永瀬「 ジャニーさん 、
俺ら集めたのってもしかして … 」



ジャニー「 あぁ 。そのもしかしてだよ 。


.


.


YOUたち 、デビューだよ!!」
































































その言葉がどれほど嬉しかったか 。


ようやくけじめがつけられる 。


テレビに出られる 、いろんなことが出来る 。


嬉しすぎてもうカオス×カオスになっていると


ジャニーさんはすぐに違う話に移った 。

































































ジャニー「 ただ 、条件付きだ 」



神宮寺「 条件 … って 、?」



ジャニー「 それは会見をすれば
すぐに分かる 。さぁ 、準備をしよう 」



「「 はい!」」






























































俺らはそんな条件を気にもせず 、


ただただ騒ぐだけだった 。


運命の歯車が動き出しているとも知らずに 。










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