濵田side
スタッフさん
「今回も確認お願いします。」
1人のスタッフさんがある1枚の紙を持って
楽屋に入ってきた。
紙の内容は「イヤモニデザイン変更用紙」
イヤモニは大体の人が自分のイメージカラーなったり
好きな色、好きなデザインでオーダー出来る。
でも俺は、Jrの頃から1度もって言ったら
嘘になるけど変えてない。
希望なしと言う欄にチェックして
デザインも色も変えずそのまま選択した。
今もまた次の3ヶ月後もその先ずっと
何があっても俺は…
「白色で無地」を貫く。
紫色は皆が知ってるように俺のイメージカラー。
でもこのイヤモニの白色も
俺にとったらもう1つのイメージカラーでもある。
白色と俺の関係は
一人の女の子と 俺の物語。
もしかしたらこのグループが
もしかしたらジャニーズWESTが
「7人」やなくて「8人」になっていた
かもしれない
知る人ぞ知る俺の青春。
俺も信じている。
今日もここで 明日もどこかで
あなたの笑顔が輝いていること
あなたが自分らしく頑張っていること
また会いたいなって思う俺を
あなたはどう思う?
嘘。ここにいる兄組全員が
あなたに会いたいと思っていることに
あなたはどう思う?
携帯のホーム画面を見つめて
さらに会いたいと強く思った。
でも今はまだ早いと思うから
今日は過去に浸ってあなたの笑顔を思い出しておくな?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!