俺には好きになっちゃいけない人がいる
藍「あなたーコンビニ行こ」
あなた「いよいよー行こぜ笑」
あなた「何買ってもらおっかなぁ」
俺はこうやって隣にいる無邪気で可愛いあなたがすきだ
藍「何が欲しい?」
あなた「んーアイス!!」
藍「パピコ?」
あなた「うん!さすが兄ちゃん分かってるねぇ」
そう俺たちは兄弟関係
俺が好きになった人は
好きになっちゃいけない人だった
あなた「兄ちゃんーどした?帰ろ?」
藍「お、おう」
帰り
藍「あなたはさ、好きな人とかいんの?」
あなた「んー一応ね笑」
藍「誰?」
あなた「教えない笑」
その相手が俺だったらいいのに
俺は何故かあなたの手を握りしめていた
あなた「兄ちゃん?」
藍「あなた、こうでもしないと迷子になるだろ」
あなた「ならないよ笑」
そう言ってあなたは手を握り返してきた
藍「くそ、今すぐ俺のものにしたい…」
あなた「ん?なんか言った?」
藍「いや、何でもねぇ」
帰宅
あなた「兄ちゃんーアイス冷凍庫に入れとくねー」
ギュ
俺はあなたにバックハグをした
あなた「えっ?兄ちゃん?」
藍「今だけ藍って呼んで」
藍「俺あなたのことが好きだ」
藍「誰にも渡したくない」
あなた「えっ?」
藍「あなたが好きって言ってたやつ誰なんだよ」
あなた「それは…」
藍「教えて」
あなた「藍…」
藍「えっ?」
あなた「藍だよ」
藍「マジ?もう俺余裕ない」
あなた「えっ?ちょ///」
藍は強引にキスをした
藍「あなたすき」
あなた「私も好き」
藍「このこと誰にも言うなよ」
あなた「言うわけないでしょ」
藍「2人だけの秘密な」
そう言ってもう一度キスをした
Fin
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こんな感じになりましたがいかがだったでしょうか。
これからもこんな感じですがよろしくお願いします🙇♀️🙌
By作者
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。