今日は大好きな彼とデートの日だ
あなた「祐希来ないなぁ」
男「おねぇさんー一緒に遊ばない?」
あなた「いやっちょ待ってる人いるんで」
男「いいじゃん遊ぼうよー」
男があなたの手を掴む
あなた「いやっやめてっ」
?「おい」
あなた「えっ?」
祐希「俺のなんだけど、気安く触んな」
男「ひっごめんなさいっ」
祐希「ごめん、大丈夫?」
あなた「大丈夫、助けてくれてありがと」
祐希「当たり前だよ俺のあなただもん」
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~水族館~
あなた「うわぁきれい」
祐希「あなたよりではないけどね」
あなた「なんか魚見てるとお腹減ってくる」
祐希「嘘でしょ笑」
あなた「ほんとほんと笑」
祐希「食いしん坊すぎるでしょ、かわい笑」
あなた「えっ?お腹すかない?笑」
祐希「すかないよ笑」
ギュッ
あなた「えっ?」
祐希があなたの手を握った
祐希「俺からあんま離れんなよ」
あなた「離れないけどなんで?笑」
祐希「またさっきみたいになったら嫌でしょ?」
あなた「でもその時は祐希が助けてくれるでしょ?」
祐希「そうだけど、あなたに近寄らせたくないの」
あなた「私は祐希しか見てないんで」
祐希「えっ?何それ可愛すぎ」
あなた「だから祐希も私だけ見ててよね…」
祐希「俺もあなたしか見てないよ」
チュッ
あなた「ちょっと人前でやめてよ笑」
祐希「いいじゃん、俺のあなたって見せつけてんの」
あなた「何それ、好き」
祐希「やばい、今日あなた可愛すぎ襲いたい」
あなた「家に帰ってからにしてください笑」
祐希「帰ったら襲っていいんだ」
あなた「あっえっとそれは…」
祐希「家帰ったら覚悟しといてね、今日優しくする余裕ないから」
Fin
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。