あなた「太志起きてー」
太志「ん…後、5分…」
あなた「ダメー練習遅れちゃう」
太志「だってまだあなたと一緒にいたいもん」
そういって彼は私の手を握った
あなた「今日一緒に練習行くんでしょ?」
太志「あなたも来てくれるの!?」
あなた「この前行くって言ったじゃん笑」
太志「やった!じゃぁ起きよーっと」
彼は私の手を握ったまま下に降りた
ご飯を食べ終わりいよいよ練習にいく
太志「俺だけ見ててね!」
あなた「分かったよ笑」
…………………。
太志「おはようございますー」
あなた「おはようございます」
祐希「おー今日はあなたちゃんも一緒か」
有志「久しぶりっすね!」
あなた「久しぶりだね笑」
藍「おはようございます!」
あなた「おはよう、高橋くんだよね…?」
藍「そうです!藍でいいですよ笑」
あなた「分かったー」
将洋「おーあなた久しぶりー」
あなた「おーマサ久しぶり笑」
祐希「相変わらず仲良いなあそこ笑」
有志「同級生ですもんね笑」
太志「俺だけ見てるって言ったのに…」
帰り
太志「今日俺だけ見ててって言ったじゃん」
あなた「私は太志しか見てないよ」
太志「ほんと…?」
あなた「ほんとだよ、私が好きなのは太志だけだよ」
太志「俺もあなた大好き」
このやり取りは毎日のようにしてます笑
Fin
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。