今日は私の誕生日
あなた「有志起きてー」
有志「ん…」
少し期待していた私がバカだった
有志「じゃぁ練習行ってくるわ」
あなた「いってらっしゃいー」
有志は基本的に記念日には予定をあけている
あなた「忘れてるのかな…」
有志はいつも通りの時間に帰ってきた
あなた「おかえり」
有志「ただいま」
いつも通りだ
やっぱり覚えてないんだ
あなた「ちょっとお風呂入ってくるね」
私はお風呂で有志に気づかれないよう泣いた
もう私に興味ないのかな
好きじゃないのかな
色んなことが頭によぎった
有志に泣いたと気づかれないようお風呂をでた
有志「あなた」
あなた「ん?」
有志「ちょっとドライブいこ」
こういう日はたまにある
夜にドライブに行って夜景を見て帰る
それだけだと思っていた
有志「あなた」
あなた「ん?」
有志「俺がさイタリアに行くって言ったら着いてきてくれる?」
あなた「当たり前じゃん」
有志「あなた」
振り返った瞬間
甘いキスをされた
あなた「有志?」
有志「あなた俺の隣にいてくれますか」
そう言って彼は
月夜に光る指輪を出した
有志「俺と結婚してください」
あなた「えっ?…」
有志「今日誕生日でしょ?」
あなた「うん、」
有志「あなたには誰にも渡せないものをあげたかった」
有志「だから俺の苗字をあげる」
あなた「有志…泣」
有志「泣くなよ笑」
あなた「隣に居させてください…」
そう言うと彼は左の薬指に指輪をはめた
彼氏からの誕生日プレゼントは苗字でした笑
Fin
なんかよくわかんないことになっちゃいました笑すいません🙇♀️
By作者
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。