高校での部活
私は男子バレーのマネージャーをしている
将洋「あなたーボールちょうだい」
あなた「はーい」
後輩「あの人まじ可愛くね」
後輩「俺あの人狙おっかなぁ」
将洋「あいつらうるせえなぁ…」
後輩「あなたさんー今度勉強教えてくれませんか?」
後輩「LINE交換しません?」
あなた「いや私勉強教えるの下手だし…」
後輩「構いませんよ」
あなた「いやでも…」
将洋「あなたードリンクちょうだいー」
あなた「今持ってくー」
後輩「チッ」
将洋「あなた大丈夫か?あいつら」
あなた「うん、」
将洋「それ大丈夫じゃねぇだろ」
あなた「ちょっと怖いかな」
将洋「なんかあったら言えよ」
あなた「うん、ありがとう」
LINE
あなた「将洋、助けて」
将洋「どした」
あなた「部活の時めっちゃあの人たちが見てく
る、めっちゃ目があって嫌だ」
将洋「俺のスパイクだけみてろ」
翌日
後輩「あなたさん今度一緒にご飯行きませんか」
あなた「ごめんねぇ、ちょっと…」
将洋「おい、お前ら」
あなたを抱き寄せる
将洋「こいつ俺のだからてだすな」
後輩「チッ彼氏いたのかよ」
あなた「将洋、ありがと」
腕を引っ張って抱きしめる
将洋「あなたは可愛んだから、もう俺のそばにいろ」
あなた「へ?」
将洋「もう俺から離れんな」
Fin
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。