俺には大切な人がいる
何がなんでも守りたい存在が俺の隣に…
将洋「あなたー学校行くぞー」
あなた「はーい、今行く!」
この人が俺の守りたい人だ
ドジで天然な彼女をほってはいられない
将洋「おい、あんま走ると危ねぇぞ」
あなた「大丈夫だってーうわっ」
ギュッ
将洋「だから言ったろ笑」
あなた「マサがいて良かったわ笑」
でも俺は大切な人あなたを傷つけてしまった
…………………。
男「マサお前あなたのこと好きすぎるでしょ笑」
男「そろそろ付き合ったら?笑」
将洋「あなたはそんなんじゃねぇよ笑」
「あなたにそんな感情あった事すらねぇわ」
俺が言ったこと言葉が発端だった
ガタッ
男「ん?誰かいんのか?」
男「えっ?あなたじゃん」
将洋「えっ?…」
あなた「やっぱそういう感情ないの分かってたけど分かってたけど…ごめん…」
将洋「おい!あなた!」
あなたはすごい勢いで俺から離れていった
将洋「おい!待てって!」
ガシッ
あなた「離してよ!」
将洋「離さない、もう離さない」
そう言って俺はあなたを抱き寄せた
将洋「俺あいつらの前ではああいったけど本当は違うから」
あなた「えっ?…」
将洋「俺あなたが好きだ」
あなた「嘘だ…」
将洋「嘘なわけねぇだろ」
チュッ
あなた「なっ///」
将洋「これで嘘じゃないって分かった?」
「俺もうあなたの事傷つけたりしない」
あなた「えっ?…」
将洋「俺にあなたを守らせてください」
Fin
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。