第23話

No.23 愛桜が明かす「本当の事」1
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2023/12/17 14:48
愛桜
愛桜
…………そっかぁ………仲間、ね…
その、後ろの人たち?
(なまえ)
あなた
うん、そう………
俺が、前から話してた……
愛桜
愛桜
「ワイテルズ」、か。
会えたんだ、良かったじゃん
と、愛桜は素っ気なく言う。
なんか………いつもと何かが違う。
でも、別に気にする必要はない。
俺は、

「愛桜の本当の事」を聞き出すだけだ。


愛桜
愛桜
どうぞ、上がって。
………話とやらを……しようじゃないか
最後の言葉に、何故かオーラを感じる。
こういう、よく分かんないキャラの定型文だろうけど……
まぁ、………話とやらをするんだよな。w
(なまえ)
あなた
…………行こ、っか、
シャークん
シャークん
………声、震えてるけど……大丈夫か?
(なまえ)
あなた
……正直、怖いけど……wやれるだけ、やりたいから、


あの時と何も変わらない、愛桜の家。


今は一人暮らしだという。


俺は、あの時と同じソファーに座った。
愛桜
愛桜
久し振りだね、この空間。
もう………思い出したんだろう?
(なまえ)
あなた
…………思いだしたよ、嫌な記憶を。
愛桜
愛桜
そうか。
…………良かった、w







(なまえ)
あなた
早速質問、始めるけど……
まず、聞きたいこと「1」。
「愛桜は✕✕✕なのか」。
Nakamu
Nakamu
一旦、俺たちなりの考察はした。
多分、確証に近いとは思う。
愛桜
愛桜
…………考察、とは?
きんとき
きんとき
まず、決定的証拠。
……………この石、見覚えあるよね?

と、きんときが取り出したのは、
あの世界に落ちていた、「半透明の、菱形の灰色の石」。
これは、きんときの言ったように、決定的証拠となる。



まぁ…………愛桜が持っているはずのものが、何であの世界にあるのか……


って思うとね。
愛桜
愛桜
…………その石か。
何故君たちが持ってるんだ?
ボクが………失くしたと喚いていたのにも関わらず。
スマイル
スマイル
あの世界に………
「Modのようなマイクラの世界」に、……この石が落ちていた。
Broooock
Broooock
これが、まず一つ目の証拠。
この石が愛桜の物だとは分かってる。
それに、あなたの配信者の名前を訳したやつぅぅぅぅ………いや…、あなたがあげた物だとも。
きりやん
きりやん
つまり、必ずしも「Modのようなマイクラの世界」とお前は、関係してるということになるよな。
愛桜
愛桜
…………………………そうか。
シャークん
シャークん
そして、その世界とお前の関係性だ。
俺達が気づいたのは、あの世界にINすると、どこかに「Gamecord.○」が表示される、ということ。
(なまえ)
あなた
実際、俺の時は「Gamecord.7」と表示されていた。
これは、俺が7番目にあの世界に入った証拠。
Nakamu
Nakamu
でも、「Gamecord.8」は表示されていなかった_____
つまり、あの世界に居たのは、俺たち7人だけ、ということになる。
きんとき
きんとき
それに、俺達は…………エンドのあのポータルからこの世界に来た。
でも、それ以外に現世に戻る術は……
きっと、他の三大ボスを倒すことくらいだと思う。
スマイル
スマイル
もし、何らかの方法であの世界にGamecordを表示せずに入ったとしても、三大ボスを一人で、あの短時間で倒すのには無理がある。
Broooock
Broooock
だから、残る一つの可能性が……
プレイヤーではない、あの世界と関係できる、愛桜の立場………
「愛桜が、✕✕✕」の可能性なんだ。


すると、愛桜は、
一瞬考え込んだ後、
不敵な笑みを浮かべた。
愛桜
愛桜
素晴らしい、素晴らしいよ!!
この短い期間の中で、よくぞたどり着いた……………!!
「ボクが✕✕✕」という真相に!!
魔王のように笑い飛ばす。
全てを、支配したかのように。




目に光を宿していない。



(なまえ)
あなた
結局、愛桜は_____
俺たちをあの世界に入れて、………何がしたかったの?


もう、狂った愛桜はシカトでいい。
構ってる暇はないんだ。

愛桜
愛桜
何がしたかった?
何がしたかったって…………w
………ただ、ボクは、あなたを楽しませたかった……それだけだよ……w
(なまえ)
あなた
……………楽しませ、たかった?
……じゃあ、なんでワイテルズさんを……その世界に、巻き込む必要があったの?
愛桜
愛桜
…………昔、あなたが話してたでしょ?
それを、ボクは……実現しただけさ……

ー昔の記憶ー

愛桜(正常)
愛桜(正常)
なぁなぁ、やりたいことってある?
(なまえ)
あなた
え、やりたいこと?いきなり?w
愛桜(正常)
愛桜(正常)
そうそう、
実現できそうにないことでも……まぁ、良いんだけどさぁ………w
なんか、やりたいこと。
(なまえ)
あなた
えぇ…………w
あ、例えば、「マイクラの世界を自分自身の体で体験したい」!とか、?
愛桜(正常)
愛桜(正常)
………なんか……あなたらしいな。w
(なまえ)
あなた
そう?w
あと、「ワイテルズさんに、一度でも良いから会ってみたい」ってのもある。
愛桜(正常)
愛桜(正常)
え、もう願望じゃん。
やりたいことじゃなくてさ、
こうなると。
(なまえ)
あなた
確かに。w
でもねー…やりたいことって言われると、こういうことくらいじゃない?w
愛桜(正常)
愛桜(正常)
まーな……
あなただったら言うだろうな、ってこと全部言ってる。w
(なまえ)
あなた
なにそれ……w
……あ、それじゃ、愛桜はやりたいことあるの?
愛桜(正常)
愛桜(正常)
え~……?
…………あなたの願望を叶えることとか?
(なまえ)
あなた
うわ~……
自分のこと言わない作戦だ………
愛桜(正常)
愛桜(正常)
いやいやいや、違うってw


ー今ー


(なまえ)
あなた
まさか、本当にやるとはね………
愛桜
愛桜
あなたの願望………
「マイクラの世界を体験したい」
「ワイテルズに会いたい」
………を、叶えるために。
きりやん
きりやん
…………俺さ、ずっと気になってたんだけど………
あの世界、どうやって作ったんだ?
シャークん
シャークん
………強制リスばら転送とか、時間が長くなる仕組み……
それに、俺らだけ世界に入れるようにする仕組み。
………普通のマイクラじゃできないことをやってるんだよな、
愛桜
愛桜
………それには、少しばかり時間をかけたかな。
それが気になるかい?
ちょっと見に来てごらんよ、


そう言って連れてこられたのは、愛桜の部屋。

Nakamu
Nakamu
…………何これ、こんなパソコンの量……
きんとき
きんとき
壁一面、液晶画面………
スマイル
スマイル
ってか、これ…………
すごい文字の量だな、
愛桜
愛桜
ボクはね、マイクラの根元を変えてあの世界を作った。
精神を飛ばすこと、ワールドからワールドに移行すること、全て、普通のマイクラではできないことを実現させた。
(なまえ)
あなた
…………全部、俺のために。
愛桜
愛桜
うん、そうだよ。
この石を落としたのも、俺が一回あの世界に入って実験したから。
服はスキンそのままで、精神、身長、体重は変わらないように。
Broooock
Broooock
…………尋常じゃないくらいのプログラムで、マイクラの根元を変えて、あの世界を作ったってこと?
愛桜
愛桜
そうだ。
実に5年か………
相当な労力をかけたよ。
あなた……、どうだ、楽しかった?
(なまえ)
あなた
…………あんまり言いたくはないけど。
……でも、
…………楽しかったよ。
愛桜
愛桜
……………!w
…………良かった、

初めて見た安堵の笑顔。
一瞬、あのときの愛桜に見えた。
愛桜
愛桜
…………これが、プログラムだよ
(なまえ)
あなた
………………………!
尋常じゃない。



この量のプログラムは…………
Nakamu
Nakamu
……………マジかよ、こんなに……
きんとき
きんとき
終わりが見えないじゃん。
愛桜
愛桜
それくらいボクは、あなたに尽くしているんだ。






きりやん
きりやん
そろそろ、戻るか。
まだ………聞きたいことがある。
シャークん
シャークん
そうだな。
これを理解しようとしても無駄だ。









ーソファーの上でー
愛桜
愛桜
……………まだ、聞きたいこととは?
(なまえ)
あなた
一番気になってることがある、




愛桜
愛桜
…………ははっ、
わかった、






愛桜
愛桜
ボクが、何故あなたをアイしているのか
……………じゃない?

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