第3話

3,527
2020/12/07 05:21
~学園長室~
クロウリー
クロウリー
そこに座ってくださいね
you
you
は、はい…
あ~、俺も皆と一緒に
行きたかった…!
クロウリー
クロウリー
本題ですけどね…
君には私が用意した別の寮に
入ってもらおうかと思いまして
you
you
‥え?
クロウリー
クロウリー
他の寮とは違く
校舎の近く何ですけど
どうでしょう?
ま、まぁ除籍じゃないなら…良いかな
you
you
大丈夫です、それで
お願いします…
クロウリー
クロウリー
はい、じゃあ行きますよ
これで、実は学園の外でした~!
とか無いですよね⁉

そうして俺は寮に向かって
歩き出した学園長の後ろを
追って、少し早歩きで歩き出した

クロウリー
クロウリー
ここです
you
you
ほぇ~…
何このでっかい寮…
クロウリー
クロウリー
ここを君1人で
使ってもらいます
あなた・フェルミエ君
君は今からこの寮の寮長ですよ
え、1年生で寮長って
ありなんですかね
you
you
ま、まぁ頑張ってみます!
クロウリー
クロウリー
はい、期待していますよ
何せ君は優秀ですから
ミドルスクールの成績
見させてもらいました
え”…俺にとってミドルスクールは
黒歴史なんですけど
you
you
ありがとうございます
クロウリー
クロウリー
では、お気をつけて
この寮、少々ゴーストが
出るので、ね
その言葉を残して
学園長は去ってしまった。

え、俺ゴーストとか苦手
何ですけど!
エレメンタリースクール卒業まで
2歳下のエペルに夜中のトイレとか
付き合ってもらってましたけど⁉

え、無理ですから!
you
you
あ~やだやだ
行きたくないよ~
you
you
こんにちはぁぁぁぁ!
……あれ、静か
you
you
まぁ、ここで脅かし来ないなら
善良なゴーストでしょ、うん
you
you
良し、荷解きしよっと
~夜~
you
you
いや、マジで怖い
何ここ寒気するんだけど
え、怖いんですけど
は?…うん、は?
you
you
もう、ゴーストも
寒いんなら一緒に寝て良いからさぁ
ゴースト
おぉ、本当か?
ゴースト
人の子など久しぶりだなぁ
ゴースト
珍しいね~
めっちゃ軽いんだけど、これ
ゴーストだよね
you
you
あ、一緒に寝ましょ
俺明日も学校あるんで
早く寝なきゃ
ゴースト
おぉ、久しぶりの布団!
ゴースト
暖かいのぅ
年齢差もありすぎだろ((

その夜、俺は幼少期から
怖がっていたゴーストと一緒に寝ると言う
途轍とてつもなく有り得ない事をした。

you
you
ンン…おはよぉ
ゴースト
ほれ急げ、朝だぞ
you
you
あ、自己紹介しときます
俺あなた・フェルミエです
あなたって呼んでください
ゴースト
分かった、あなただな
あなた早く行くぞ!
you
you
え、ゴーストってここに
住んでるんじゃ…?
ゴースト
玄関までだ!
ほらほら、早く朝食を食べんか!
you
you
あ、食べます!
今の所、俺の寮生ゴーストで
良いかな…

この日、初めてゴーストは
怖くないと思ったあなただった。




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