第13話

2,006
2021/06/18 11:00
-入学式-

周りが騒々しい。新一年生かな…?
まぁ、俺は?1年の入学から?
やらかしましたけど?

そんなどうでも良い事を考えていたら
入学式が始まっていたそう。
誰か入って来ないかな…俺の寮にも。
そろそろゴースト以外とも過ごしたい…
闇の鏡
汝は…ディアソムニア寮!
you
you
うわ、眠そ~
俺も後で寝よっかな…
銀髪が綺麗な後輩君。
眠そうだし、今度お昼寝に誘おうと
思いながらも、零した言葉。

ただ、呟いただけなのに先生達に
睨まれた。何で⁉
クロウリー
クロウリー
では次!
リドル・ローズハート!
リドル
リドル
はい!
あ、絶対委員長タイプの子だ…
あんまり言っちゃ駄目だとは思うが
俺は苦手なタイプかなぁ…
気楽に生きようぜ派だし。
闇の鏡
汝の名を告げよ
嫌嫌!俺はあんま同じ寮に
なりたくない!怖いって!

冷や汗をかきながら、闇の鏡の
前に立つ赤髪の後輩君を見つめる。
闇の鏡
汝は…ハーツラビュル寮!
リドル
リドル
ありがとうございます
うおぉぉぉ、感謝してるぅぅ!(
え、偉い。偉すぎる…
そりゃあ、ハーツラビュル寮だ

当然の結果に納得しながら
ケイトの事を考える。
何か、苦笑いしてそう…w

ちらりと盗み見ると…
you
you
んふふ…
案の定、顔が歪んでいた。
そしてまた、先生達に睨まれた。
ついでに言うのであれば
さっきの赤髪の後輩君にも睨まれた。

ねぇ、俺先輩だから!
ちょっとだけ入学式でやらかした先輩!
you
you
……
ふてくされた顔をしていると
それを見たらしい学園長も
こっちを見て、若干睨まれた。

え、俺こっから抜け出そうか?

まぁ、そんなこんなで入学式は終わり。
登校1日目となった。
ゴースト
まぁまぁ、そんなに
拗ねるなって。な?
俺達がいるじゃないか
you
you
だぁぁぁ!
そういう事じゃなぁぁい!
そう、俺は今年もぼっちが
確定したのであった。
エペルが入学するまでには
ぼっち回避したかったのにさ…

2年生と絡もうかな。
でも、そうなると
ヤバい先輩とか気まずい同級生。
って言うレッテルが貼られる。
you
you
もうやだぁぁぁぁ!
俺の声とほぼ同時に、寮の扉が叩かれる。
大好きな友達の声と共に。

「あなた、おはよ!」
ゴースト
ほらほら、友達はおるぞ
急がんか。待っておる
you
you
うん!
その時の俺は気付かなかった。
いつもの2人の声にもう1人の声が
混ざっている事を。

そして、その声の主が
入学一週間後には、俺と同じ
ハーツラビュル寮の寮長になる
と言う、事実にも。

結弦
結弦
テスト終わったぜベイベー
理数謎に難しかったぜ。Oh,baby.
結弦
結弦
…お久しぶりです
何か書けそうなんで
書きました、ノリで(
結弦
結弦
あ…頑張ります
今日だけで結構
書き溜めないと知れない…
てか、書き溜めよ…
結弦
結弦
あ、♥と💬お願いします!
今日中は浮上すると
思うので、お話したい…
結弦
結弦
小説でこういう展開
入れて欲しい!
って人は是非!

プリ小説オーディオドラマ