第4話

3,248
2020/12/13 10:29
~教室~
you
you
失礼します…
mob
あいつ、適性の寮が
なかったやつじゃないか?
mob
え、まだ学園いるのかよ
mob
先生もあんな奴初めてだ
って言ってたぞ
うわ…嫌われてる?
そりゃレア物みたいだけど
流石に離れて見られるのは、嫌なんだけど…
あっ、あなた君!
1日前に聞いた声がする方に
顔を向けるとそこには__
you
you
ケイト君!
ケイト
ケイト
いやぁ、久しぶりって言っても
会ったの昨日か~w
昨日話した、ケイト・ダイヤモンド君が居た
you
you
昨日ぶりだね~
って言うか同じクラスじゃん!
ケイト
ケイト
そーそー!
入った瞬間さ、あれ?って思って!
ぼっち回避は、成功だな

俺は心の中で唱えながら
小さくガッツポーズをした
you
you
て言うかあれ___
ずっと気になっていた方を指差しながら呟く
you
you
タブレット??
ケイト
ケイト
本当だ、タブレットが浮いてるね…
何でタブレット?

今まで経験したことが無いので
頭の中はクエスチョンで埋め尽くされている
ケイト
ケイト
面白そうだし、声掛けてくるね!
you
you
えぇ!?
そうして先生が来るまでの間
俺は無事ぼっちとなった
you
you
はぁ…
エペルに会いたいなぁ…

you
you
疲れた~
ゴースト
初日はガイダンスだけじゃろ?
you
you
クラスにさタブレットの人が
居るんだよね
ゴースト
それはまた、珍しいことじゃな
you
you
そーそー
心の中で自分何してるんだ?と
思いながら話しを続ける
you
you
それでね、俺の唯一の友達が
ケイトって言うんだけどさ
その友達をタブレットに取られたの~
語尾を延ばしながら
ベッドに置いてある枕に顔を埋める
ゴースト
あなたはどうしたいんだ?
また別のゴーストが壁から出てくる。
いや、何人居るんだよ…
you
you
別に~?
皆に引かれるのが嫌だなぁってさ
ゴースト
じゃあ、まず声でも掛けたらどうだ?
ペア授業がチャンスだ!
you
you
分かっ、たよ
そのまま、初めての学園で疲れた俺は寝てしまった
you
you
…zzZZ
ゴースト
まぁ、この寮に来たと言う事は
何かしらあると言うことだな…
ゴースト
何かしらあるんだろうねぇ…
そのゴースト達の言葉は
あなたの耳には届かなかった

next♔

プリ小説オーディオドラマ