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第3話

ケータイを開くと鬼のような電話とラインのメッセージが来ていた。
エレベーターの中はほぼ電波が飛んでいないため、閉じ込められているときに連絡が届かなかったのだ。


そしてその鬼のような電話とメッセージの正体は、エレベーターラッキースケベ事件の前に約束をしていた友達、みゆからだった。


あなた 《やばい!電話しないと》


プルル…プッ

まるで電話をまだかまだかと待ち構えていたと思うぐらいの速さで繋がった。

あなた 「あ!もしもし!ごめ…」


みゆ 「ねえ!!!なんで連絡くんなかったの!?ほんっとに心配したんだけど!はぁまじ生きててよかった。みゆも死ぬとこだったわ。あんた今どこにいるの?地震あったから回線混み合ってて連絡取れないのかと思ったらみんな電話してるし全然繋がってるのにあなただけつかなかったからまじで心配したし!!めっちゃ探したのにどこにもいないからほんとに死んだかと思ったわ!でも、生きててよかった!いまどこ?」


こんな忙しい電話はこの世であるのか。
息継ぎなしでこんなに人は喋れるのだろうか。水泳選手ならまだいけるかもしれない。でも彼女は一般人。かなり私と連絡が取れないことに焦りを感じていたんだろう。



あなた 《ほんとごめん…。みゆ…。》

申し訳なさがこみ上げた。



とりあえず、色々あって連絡が取れなかったことと、四階のエレベーター前にいることを伝えた。みゆは五階にいると思ったら、私を探し回ってたみたいで一階にいるらしい。


あなた 「すぐに一階いく!」


これを伝えエレベーターは混んでいたので、階段で行くことに。
しかしエレベーターを諦めた人たちの群れでなかなか進めない。


ラインで現状を伝え、二階に集合場所を変更した。


あなた 《なんでこんな混むの〜。みゆごめん〜〜》

申し訳ない気持ちと、階段の渋滞にイライラしつつチマチマ階段を下がる。


ブーブー


みゆからラインが来た。


みゆ [混みすぎて全然進まない〜イラチなう。]


おんなじことを考えていて少し心が和らぐ。


あなた [それな笑]


進むのが遅い分、ラインの返信速度が上がる。
しょうもないラインが永遠と続く。
しかし、みゆが現状の実況をふざけながら教えてくるので、イライラなどの嫌な感情はなくなり、楽しさに変わっていた。




そしてまた、あのエレベーターの時のようなラッキースケベ?な情報が突然入る。




みゆ [まって、水溜りボンドのトミーいるんだけど!!!!!]



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