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第7話

そう言ってナンパを引き剥がし、私の目の前に立つその後ろ姿は水溜りボンドのトミーだった。

ナンパ人(ちょいイケメン)
は?なんやねん
トミー
彼氏さんですか?嫌がってるようにしか見えませんけど
ナンパ人(ちょいイケメン)
ち、ちゃうわ。コイツが誘うようなカッコしてるからあかんねん!!
人通りが少なかったからまさか声をかけられるとは思っていなかったのだろう。

言葉に動揺した様子がうかがえた。
ナンパ人(ちょいイケメン)
…ちっ
少し間が開いた後に舌打ちをしながら逃げるように去っていった。
トミー
大丈夫ですか?
くるっとこっちを向き優しそうな声で話す。
あなた

怖かった…。

声がまだ震えており、声量もないか細い声で素直な気持ちを伝えた。
トミー
ナンパされて付いていったの?
あなた

渋谷でいきなり道を案内して欲しいって言われたんです…。そしたらここに連れてこられて…

トミー
お人好しすぎません?僕が通ってほんとよかったですよ笑
トミーはずっと私の目線に合わせて少し猫背にしてくれていた。
あなた

本当、ありがとうございます。運が良くて助かりました…
えっと…一度お会いしてるんですけど、覚えてますか…?

ダメ元で聞いてみる
トミー
いえいえ。初めてあんな現場見てちょっとびっくりしましたけど笑
覚えてますよあなたさんでしょ?
カンタとエレベーターの子
なんと、名前を覚えていてくれたのだ。
動画でもしっかりしているようでしっかりしていた。
あなた

え!!!ありがとうございます!

トミー
普通のことですよ笑
じゃあ、僕今からカンタと焼肉食べにいくんでここら辺で
あなた

あ、はい!
今日は本当にありがとうございました!

お互いお辞儀をしてその場を後にした。
あなた

覚えてくれてるなんて嬉しいなぁ。

あなたはすっかりナンパされたことを忘れていた。

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